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カナリア諸島(Canary Islands)は、アフリカ大陸の北西沿岸に近い大西洋上に浮かぶ12の火山島で、美しいビーチ、景勝地、興味深い歴史、過ごしやすい亜熱帯気候が魅力のリゾート地です。どの島も旅行先として人気ですが、諸島最大のテネリフェ島、フエルテベントゥーラ島、グラン・カナリア島、ランサローテ島が最も国際的に知られています。
テネリフェ島やグラン・カナリア島はスペインでそれぞれ二番目、三番目に大きな島で、合計で200万人ほどの人口を抱えています。また、この二つの島には、それぞれカナリア諸島の二つの州都であるサンタ・クルス・デ・テネリフェと、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリアも位置しています。
また、スペイン語話者が大半を占めるこの地域には、移住者、季節労働者、スペイン本土出身者、ローマカトリック教徒など、様々な背景を持つ人々が暮らしています。
カナリア諸島の主要な島々には、それぞれ空港や港があります。なかでも、最も交通量の多いテネリフェ島には2つの空港と4つの港が存在します。また、規模の大きな島々では路面電車や路線バスを利用することも可能です。
カナリア諸島のフェリーは大半が諸島間で運航されていますが、スペイン本土のカディスやウエルバから、グラン・カナリア島、ランサローテ島、ラ・パルマ島をフェリーで訪れることも可能です。スペイン本土からカナリア諸島へ向かう船旅は長時間ですが、質の高い船舶で快適な乗船時間を過ごすことができます。
カナリア諸島の島へ飛行機で渡航し、その後他の場所も旅行する場合は、テネリフェ島が便利です。立地に恵まれ、空港のあるネリフェ島は、地域の交通拠点であり他の島々へも簡単に移動できます。