マラガ⇒メリリャ線は、現在2社の船会社が運航しているスペインとスペインを結ぶフェリーです。Baleariaのフェリーは最多で週7便、約6時間で運航されています。一方Naviera Armasは最多で週7便、最短ルートでは7時間でフェリーを運航しています。
マラガ⇒メリリャ線は、合計で週14便がスペインとスペインの間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。マラガ⇒メリリャ線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
マラガ(Malaga)は、コスタ・デル・ソル(太陽の海岸)に位置するスペイン南部アンダルシア州の都市です。地中海に面したこの町は、西のジブラルタル海峡と100kmほど、北アフリカ沿岸部とは約130km離れています。亜熱帯性気候の暑く天気の良い夏と、穏やかな冬が魅力のマラガは、毎年大勢の観光客を引きつけています。かの有名なスペイン人芸術家パブロ・ピカソや、ユダヤ教徒の詩人ソロモン・イブン・ガビーロール、俳優のアントニオ・バンデラスはマラガ出身です。また、アラブの城塞アルカサバをはじめとした数々の歴史的建造物もマラガに位置しており、市内で行われる復活祭の行進は、国際観光行事にしていされています。
また、市内には、ラ・マンキータ(片腕の女性)の名で親しまれるバロック様式の大聖堂や、近年修復されたローマ劇場などの名所も存在します。加えて、町の丘の上にはヒブラルファロ城の遺跡があり、内部ではパラドールと呼ばれる高級ホテルが運営されています。このホテルは宿泊だけでなく、市街や港周辺の美しい眺めを楽しみながら、ゆっくりとランチするのに最適な場所です。
マラガのフェリー港は旧市街に隣接しています。この港からはメリリャに向かうフェリーが出発します。
メリリャ(Melilla)は、モロッコと国境を接するアフリカ北西部に位置するスペインの飛地領です。メリージャとも呼ばれるこの町は、アルボラン海を隔てグラナダ県やアルメリア県の対岸に位置しています。また、南隣にはモロッコの町Beni Ansar、さらに先には最寄りの都市ナドルがあります。スペインがEUへ加盟する2011年以前は、セウタと同様に自由貿易港でした。また、町の人口はおよそ8万人弱で、スペイン人、リーフ地方に起源を持つベルベル人、少数のスペイン系ユダヤ人などが暮らしています。市内の公用語はスペイン語ですが、ベルベル語のリーフ方言もよく話されています。
メリリャの港からは、フェリーでスペイン本土のアルメリア、マラガ、モトリルを訪れることができます。ヨーロッパとモロッコの間を行き来する人々の多くは、メリリヤを発着するフェリーを利用しています。