ロスレア⇒ル・アーヴル線はアイルランドとフランスを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBrittany Ferriesのみです。
こちらは週1便まで、約20時間14分の所要時間で運航されています。
ロスレア⇒ル・アーヴル線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
ロスレア・ストランド(Rosslare Strand)、通称ロスレアはアイルランド共和国ウェックスフォード州の港町です。この町は北部から続く砂嘴でウェックスフォード・ハーバーから離れてた場所に位置しています。この砂嘴はかつてレイヴン・ポイントにまで達し、ウェックスフォード・ハーバーの湾岸口は小かったものの、1924~1925年の冬に嵐が吹き付けたため、徐々に侵食されていきました。砂嘴の端には廃墟であるロスレア要塞が位置しており、現在残っているのは干潮時に見える小さな島のみです。
アイルランドで最も天候の良い場所として知られるロスレアは、100年以上にわたりリゾート地として人気を博しています。また、町のビーチはブルーフラッグ認証を受けており、日光浴に訪れる人々や、家族連れに評判です。
ロスレアの港からは4時間でペンブロークに、3時間半でフィッシュガードに到着します。また、フランスのシェルブールやロスコフへのフェリーも出ています。近代的なこの港には、レストラン、バー、お子様の遊び場、待合エリアなどの施設が用意されています。
ル・アーヴル(Le Havre)は、1517年にフランソワ1世が築いたフランス北西部の湾岸都市です。この町はセーヌ川沿いのオンフルール港とアフルール港の水深が浅くなった後に建設されました。ル・アーブルの城壁は町を拡大するため19世紀前半に動かされ、その後完全に取り壊されました。
この町では近代に様々な出来事が起きています。17世紀に軍港であったル・アーヴルは、18世紀に貿易港へと変貌し、19世紀には多くの人々がアメリカへ移住しました。1920年代には工業化が進められ、コーヒーと綿花の国際的な貿易により、ノルマンディー地方の重要な湾岸都市へと成長しました。さらに、戦後見事に再建された近代建築と伝統建築の混在する町の中心部は、2005年にユネスコ世界遺産へ登録されました。町の設計は、鉄筋コンクリートの巨匠とも呼ばれた建築家オーギュスト・ペレが担当しました。
ル・アーヴルの港は、イングランド南部のポーツマスとフェリーで結ばれています。