シェルブール⇒ポーツマス線はフランスとイングランドを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBrittany Ferriesのみです。
こちらは週3便まで、約5時間の所要時間で運航されています。
シェルブール⇒ポーツマス線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。シェルブール⇒ポーツマス線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
フランス北西部の都市シェルブール(Cherbourg)はコンタン半島の先端に位置する港町です。この町は9世紀にヴァイキングが侵攻した結果、コンタン半島の港として発展し、以来長い歴史が続いています。また、イギリス海軍の攻撃を防ぐため、ナポレオン1世によってさらなる要塞化が行われました。この工事は1784年にはじまったものの、ナポレオンがワーテルローの戦いに敗北してから長い年月を経て1850年に完成しました。
市内には、海運史に特化したシェルブール海洋博物館(Cite de la Mer)をはじめ、多くの観光スポットが存在します。2002年にオープンしたこの博物館は、クルーズ船用のターミナルに位置しています。また、the Parc de la Fauconniereという公園の中には民営の植物園(Jardin de la Roche Fauconniere)があります。1870年代に造られたこの庭園では主に南半球に由来する3,400種類ほどの植物を見学することができます。
ポーツマス(Portsmouth)はイングランド南部ハンプシャー州のイギリス海峡に面した都市です。長い海運史を誇るポーツマスは、何世紀もの間イギリス海軍の拠点として、また世界を代表する造船の中心地として知られ、現在でも15世紀に建設された世界最古の乾ドックが使用されています。また、町の港ではネルソン提督の戦艦HMSヴィクトリー号をはじめとした様々な船舶が展示されています。
第二次世界大戦時、ポーツマスはその戦略的重要性から広範囲に渡り爆撃に晒されたため、現在は市街に新旧の建築物が混合しています。また、ポーツマス近郊のサウスシーは家族連れに人気の旅行先で、長く広がる美しい砂浜、二つの埠頭、クラレンス・ピアのテーマパークなどが見どころがあります。この町には複数のレストラン、カフェ、バーがあり、船旅の前の小休憩にもぴったりです。
ポーツマスの港からはフェリーでル・アーヴル、シェルブール、カーン、サン・マロ、ビルバオ、セント・ヘリア、セント・ピーター・ポート、ライドを訪れることができます。