ポルトフェライオ⇒ピオンビーノ線は、エルバ島とイタリアを結ぶフェリーのルートです。現在ダイレクトフェリーズは、この区間で4社の船会社を取り扱っています。Corsica Ferriesは最多で日3便のフェリーを運航しています。Moby Linesは日11便、Toremarは日21便、Blu Navyは最多で日8便のフェリーを運航しています。
ポルトフェライオ⇒ピオンビーノ線では、エルバ島とイタリアの間において合計日43便のフェリーが就航しています。ご希望の出発日・時刻に最も近くお得なフェリーを予約するためにも、4社が運航する全てのオプションを比較してみましょう。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。ポルトフェライオ⇒ピオンビーノ線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
ポルトフェライオ(Portoferraio)は、イタリア共和国リヴォルノ県に属するエルバ島の港町です。町の名称はこの地域に存在した製鉄所から、「鉄の港」を意味しています。これらの製鉄所は19世紀に町の経済を成長させた重要な要素で、町の港は同時期に本土へ鉱石の輸出するための主要港に発展しました。また1814年、ナポレオンが最初の退位後にエルバ島へ追放された結果、ポルトフェライオと島全体が繁栄の時代を迎えることになりました。
珍しい形をしたポルトフェライオの港は、かつて侵入を試みる海賊から町を守る役割を果たしていました。この町で最も人気がある観光名所は、町を保護する目的で造られた歴史ある稜堡と城壁です。また、近くには古代ローマのヴィラがあるレ・グロッテ村が位置しています。もともと草木に覆われていたこの遺跡は、1960年の発掘作業により、レンガ造りの壁、海を見渡す大きなテラス、水循環システムのあるプールなどが再び姿を現しました。
ポルトフェライオの港からはピオンビーノ、バスティア、カヴォに向かうフェリーへ乗船できます。
ピオンビーノ(Piombino)は、古代エトルリアの港フェレシアに築かれた町です。ボビオ広場へ行くと、海の素晴らしい眺めを楽しめるでしょう。レストランやバーが充実した市内では、新鮮な食材を使った郷土料理や、地元産の美味しいワインを満喫できます。実際に、シーフードを多用するこの地域の食文化は有名です。
ピオンビーノは「小さなパリ」の愛称で親しまれています。市内には、リベリーノ、パラッツォ・ヌオボ(新宮殿)、16世紀の城塞など、中世~ルネサンスの様々な歴史的建造物が存在します。
ピオンビーノは、エルバ島を含むトスカーナ群島、サルデーニャ島、コルシカ島とフェリーで結ばれています。