マリエハムン⇒ストックホルム線は、現在2社の船会社が運航しているオーランド諸島とスウェーデンを結ぶフェリーです。Tallink Siljaのフェリーは最多で週13便、約6時間30分で運航されています。一方Viking Lineは最多で1日3便、最短ルートでは5時間30分でフェリーを運航しています。
マリエハムン⇒ストックホルム線は、合計で週34便がオーランド諸島とスウェーデンの間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。マリエハムン⇒ストックホルム線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
マリエハムン(Mariehamn)は、フィンランド自治領オーランド諸島の県都で最大の都市です。この町では、オーランド諸島の他の地域と同様、80%の居住者が母語であるスウェーデン語を話しています。町の中心部にはTorggatanという歩行者天国があり、様々な店舗やレストランを利用することができます。また、同じく広場にはSjalvstyrelsegardenという諸島の議会と地方政府の建物が位置しています。さらに、町へ続く坂道には、1861年に町へ自身の名前を与えたマリア・アレクサンドロヴナ (ロシア皇后)の彫像が建っています。この町では、幼少期に諸島へ移住したフィンランドの建築家ラルス・ソンクが設計した様々な建物を見つけることができます。20世紀前半に建設されたマリエハムン教会、オーランド海洋学校、市役所などがこちらに該当します。また、女性建築家のHilda Hongellも複数の建物をデザインしており、現在は数塔が町内に残存しています。
半島に位置するマリエハムンには、東と西海岸にそれぞれ一つずつ主要港が存在します。この二つの港は、一年を通してほぼ不凍港であることで知られており、国際港である西の港からは、スウェーデン、エストニア、フィンランド本土へのフェリーへ乗船できます。また、東の港は北欧最大のマリーナとして機能しています。
スウェーデンの東沿岸に位置し、様々な島で構成される同国の首都ストックホルム(Stockholm)は、世界で最も美しく魅力に溢れた都市の一つです。街には北欧独特の美しい建築物に満たされ、絵葉書の写真のような光景が広がっています。夏の青い空が反射したメーラレン湖は油絵のように美しく、雪に覆われた冬の街には光が溢れています。ストックホルムは最先端のファッションやデザイン、素晴らしいナイトライフなどで知られる現代的な都市ですが、ガルマスタン(Gamla Stan)と呼ばれる旧市街には、古きよきストックホルムを想わせる古風な建物が並んでおり、歴史を胸いっぱいに感じることができます。この地域に張り巡らされた迷路のような石畳の道はストールトルゲット広場(大広場)に続いており、島のさらに南部へ行くと、ボヘミアンな雰囲気のセーデルマルム地区(Södermalm)に到着します。この地域には画廊や歴史的な邸宅が多くあり、美しい水辺や丘が広がっています。
ストックホルムの港からはフェリーでフィンランド、ロシア、その他バルト海諸国へ渡航することができます。