ドーバー⇒カレー線は、イングランドとフランスを結ぶフェリーのルートです。現在ダイレクトフェリーズは、この区間で3社の船会社を取り扱っています。Irish Ferriesは最多で日14便のフェリーを運航しています。DFDS Seawaysは日12便、P&O Ferriesは最多で日13便のフェリーを運航しています。
ドーバー⇒カレー線では、イングランドとフランスの間において合計日39便のフェリーが就航しています。ご希望の出発日・時刻に最も近くお得なフェリーを予約するためにも、3社が運航する全てのオプションを比較してみましょう。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。ドーバー⇒カレー線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
ドーバー(Dover)はイングランド南西のケント州に位置する港町です。イギリス海峡の最も狭い部分、ドーバー海峡に面したこの町には、周辺地域も含め様々な観光名所があります。中でも1909年に初めて海峡横断飛行を成功させたレイ・ブレリオが上陸した地点には、飛行機が型どられたブレリオ・メモリアルが残されています。また、町を見下ろすように建っているドーバー城は12世紀に建設されたイングランド最大の城塞です。この城は国を攻撃から守ってきた歴史から、「イングランドの鍵」と呼ばれています。
ドーバーの港は世界で最も交通量の多い港であり、毎年1,600万人の乗客、210万台のトラック、280台の車やオートバイ、86,000台のバスが通過しています。また、この港はイギリスからフランスやその先の国へ渡航する際の主要な出発地点でもあります。フランスのカレーやダンケルクへ向かうフェリーはP&O Ferries、DFDS Seaways、MyFerryLinkが運航しています。
カレー(Calais)はフランス北部パ=ド=カレー県の都市です。この町にはイングランドに最も近いフランスの港があり、二国間の貿易や観光業において重要な役割を担っています。また、町はドーバーから海峡を隔て約32kmの場所に位置しています。カレーは北フランスの一部になる以前は長い間イギリスの領地でした。晴れの日には、町から有名なドーバーの白い崖を見ることができ、対岸の崖からも同様にフランスの町を見渡すことができます(天気が良ければ)。
カレーの町は旧市街と新市街に分かれています。旧市街(Calais-Nord)は運河や港で区切られた人工島の上に築かれており、St-Pierreと呼ばれる新市街は町の南部に位置しています。また、カレーにはフランスとイギリスを結ぶ港以外にも豊かな文化遺産や博物館などがあり、美味しい料理やナイトライフも含め観光を楽しめる町としても知られています。さらに、町にはユネスコ世界遺産に登録されたフランスの鐘楼(町を侵攻から防ぐ攻城塔)の一つがあります。
カレーからイングランドへ向かうフェリーは通常約30分おきに出航しており、乗船時間75分ほどでドーバーへ到着します。