トゥルク⇒カペルシャー線はフィンランドとスウェーデンを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはTallink Siljaのみです。
こちらは週1便まで、約10時間45分の所要時間で運航されています。
トゥルク⇒カペルシャー線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
トゥルク(Turku)はアウラ川の河口に位置するフィンランド南西沿岸の都市で、13世紀から歴史が続く同国最古の町としても知られています。1809年から1812年までフィンランド初の首都であったトゥルクは、1840年代まで同国最大の人口を誇る重要な都市でした。現在のトゥルクは以前ほど大きな影響はないものの、南西スオミ県の県庁所在地であり、北欧の商業や文化において重要な地点として知られています。また、トゥルクは歴史上の様々な出来事が起きた町であり、フィンランド史に多大な影響を与えた場所としても知られています。さらに、トゥルクは1996年はフィンランドのクリスマス都市に制定され、2011年にはエストニアの首都タリンと共に欧州文化都市に選ばれました。
トゥルクには立地を活かした重要な商業・旅客港があり、毎年300万人以上の乗客がこの港を通じてストックホルムやマリエハムンへ向かっています。
カペルシャー(Kapellskar)はスウェーデン・ストックホルムの北90kmにあるバルト海に面した町です。この町には、ストックホルム県内で最北端の港があり、フィンランド、ノルウェー、ロシア、バルト海諸国への重要な玄関口として機能しています。
カペルシャーはスウェーデン東部に位置しています。この町が属するノールテリエ市は、1971年に周辺地域との合併により誕生したストックホルム県最大で最北端の地域で、夏の別荘が多くあることで知られています。また、ストックホルム群島に近いことから、ストックホルムの人々や観光客に人気のリゾート地となっています。
カペルシャーの港はフィンランド、エストニア、オーランド諸島と結ばれており、マリエハムン、ナーンタリ、パルディスキ行きの連絡船が出発しています。なお、乗船手続きは出発時刻の1時間前までに済ませてください。