ピオンビーノ⇒ポルトフェライオ線は、イタリアとエルバ島を結ぶフェリーのルートです。現在ダイレクトフェリーズは、この区間で4社の船会社を取り扱っています。Corsica Ferriesは最多で日3便のフェリーを運航しています。Moby Linesは日11便、Toremarは日21便、Blu Navyは最多で日8便のフェリーを運航しています。
ピオンビーノ⇒ポルトフェライオ線では、イタリアとエルバ島の間において合計日43便のフェリーが就航しています。ご希望の出発日・時刻に最も近くお得なフェリーを予約するためにも、4社が運航する全てのオプションを比較してみましょう。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。ピオンビーノ⇒ポルトフェライオ線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
ピオンビーノ(Piombino)はイタリア・トスカーナ州リヴォルノ県の町で、ティレニア海とリグリア海の境に位置し、対岸にはエルバ島が見えます。この町は古代エトルリアの港として築かれ、その後ピサ共和国の重要な港町となった長い歴史を持ちます。町の伝統的な郷土料理とワインのお祭「Agosto con Gusto」が開催される8月は、観光に最適の季節です。また、町の博物館もよく知られた観光スポットで、先史時代やエトルリア、古代ローマの支配下にあった町の軌跡をたどることができます。この町や周辺地域にはトレッキングやサイクリングに適した道が多く存在するため、運動好きの方にもおすすめです。特に、ピオンビーノ港からサリヴォリ港へ向かう海沿いのコースがおすすめです。
ピオンビーノの港からは、フェリーでエルバ島(約10km先)、サルデーニャ島、コルシカ島を訪れることができます。
ポルトフェライオ(Portoferraio)はイタリア領エルバ島の北東部に位置する港町で、北に向かい突き出た岬の上に位置しています。ポルトフェライオは島最古の部類に入る町で、古代ローマの植民地ファブリシアとなる以前は、リグーリア人、エトルリア人、古代ギリシャ人が居住していました。メディチ家のコジモ1世は1548年以降、町の防御を強化する目的で新たに建設を行い、町の名称はコスモポリへと変更されました。人気の観光名所は聖ステファノ教会、ヴィラ・ディ・ムリーニ、ヴィラ・サン・マルティノ、エルトリアの要塞、フォレシアナ美術館、イタロ・ブランコ屋外美術館、オットーネ植物園などです。
ポルトフェライオの西には、古代ローマのヴィラの遺跡があるレ・グロッテ村が位置しています。もともと草木に覆われていたこの遺跡は、1960年の発掘作業により、レンガ造りの壁、海を見渡す大きなテラス、水循環システムのあるプールなどが再び姿を現しました。