ピオンビーノ⇒カヴォ線は、現在2社の船会社が運航しているイタリアとエルバ島を結ぶフェリーです。Moby Linesのフェリーは最多で1日4便、約30分で運航されています。一方Toremarは最多で1日5便、最短ルートでは15分でフェリーを運航しています。
ピオンビーノ⇒カヴォ線は、合計で週63便がイタリアとエルバ島の間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。ピオンビーノ⇒カヴォ線では車と乗船者1名が一番多く予約されています。
ピオンビーノ(Piombino)はイタリア・トスカーナ州リヴォルノ県の町で、ティレニア海とリグリア海の境に位置し、対岸にはエルバ島が見えます。この町は古代エトルリアの港として築かれ、その後ピサ共和国の重要な港町となった長い歴史を持ちます。町の伝統的な郷土料理とワインのお祭「Agosto con Gusto」が開催される8月は、観光に最適の季節です。また、町の博物館もよく知られた観光スポットで、先史時代やエトルリア、古代ローマの支配下にあった町の軌跡をたどることができます。この町や周辺地域にはトレッキングやサイクリングに適した道が多く存在するため、運動好きの方にもおすすめです。特に、ピオンビーノ港からサリヴォリ港へ向かう海沿いのコースがおすすめです。
ピオンビーノの港からは、フェリーでエルバ島(約10km先)、サルデーニャ島、コルシカ島を訪れることができます。
カヴォ(Cavo)はイタリア領エルバ島の港町です。トスカーナ群島最大のエルバ島は、シチリア島やサルデーニャ島に次ぐ国内第三の大きさを誇る島です。この島はジリオ島、ジャンヌートリ島、モンテ・クリスト島と共に、ヨーロッパ最大の海洋公園「トスカーナ群島国立公園」を構成しています。エルバ島は、1814年にフランスの英雄ナポレオンが追放された地として有名ですが、島にはそれ以上に長い歴史が存在します。エルバ島には古代よりリグーリア出身のイルヴァティ族が定住していました。その後はエトルリア人が移住し、さらに後にはこの地の豊富な鉄鉱石と泥湯を好んだ古代ローマ人により統治されました。数々の見どころがあるエルバ島ですが、博物館、沿岸部の要塞、見事なヴォルテライオ城、19世紀初頭に造られたナポレオンの美しい邸宅などは、歴史を満喫できるおすすめの観光スポットです。