パルマ⇒マオー線はマヨルカ島とメノルカ島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはTrasmed GLEのみです。
こちらは週1便まで、約5時間30分の所要時間で運航されています。
パルマ⇒マオー線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。パルマ⇒マオー線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
パルマ(Palma)はスペイン領マヨルカ島の南沿岸部にある都市で、パレアレス諸島の州都でもあります。この町はパルマ湾に面しており、北と西を世界遺産に登録されたSerra de Tramuntanaという山岳地帯に囲まれています。パルマの歴史は古代ローマ時代から続いており、現在の都市はローマ帝国軍の居留地であった場所に築かれています。また、パルマは長い歴史の流れの中で、東ローマ帝国、ムーア人、ハイメ1世 (アラゴン王)の支配下におかれたこともありました。
パルマには大聖堂(ラ・セウ)をはじめとした人気の観光名所が多数あります。この教会はモスクのあった場所に1229年から1601年にかけて建設されました。また、Parc de la Mer(海の公園)は人々がリラックスできる憩いの場で、後ろには大聖堂が見下ろす形で建っています。
パルマの港は町の南西部に位置し、フェリーが出発する際には大聖堂の素晴らしい眺めを楽しむことができます。活気のあるこの港からは島の主要道路網へも簡単にアクセスできます。港からはフェリーでイビサ島、マオー、バルセロナ、バレンシア、デニアへ渡航できます。
マオー(Mahon)はスペイン領メノルカ島の中心地で、新旧の建物が混在した美しい町並みが特徴のリゾート地です。また、マホンとも呼ばれています。この町はスペインの都市ではあるものの、メノルカ島の伝統を強く受け継いでおり、個性豊かな歴史は市内の博物館で見学が可能です。活気あるマオー港は長さ5km、幅900mで、天然港としては世界第二の深さを誇ります。メノルカ博物館は島の歴史や遺物および美術品を見学できる人気の観光スポットです。また、ショルゲル・ジン(島の名産)の蒸留所も訪れる価値があるでしょう。湾岸地区に位置するこの蒸留所には、ジンを生産する大きな銅釜があり、ジンの試飲や購入も可能で、さらに港周辺を巡る1時間ほどのツアーチケットも取り扱っています。
マオーはスペイン本土のバルセロナ、バレンシア、マヨルカ島のパルマとフェリーで結ばれています。