ヴルカーノ島⇒メッシーナ線はエオリア諸島とシチリア島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはLiberty Lines Fast Ferriesのみです。
こちらは週21便まで、約1時間30分の所要時間の所要時間で運航されています。
ヴルカーノ島⇒メッシーナ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様1人がお支払いされた平均の片道料金を表しています。
ヴルカーノ島(Vulcano)はティレニア海に浮かぶイタリアの小さな島で、エオリア諸島の最南端、シチリア島の北25kmの地点に位置しています。この島はたった21km²と小規模ですが、沢山の火山があり、イタリアの活火山4つのうち1つが存在します。最も活発な火山活動はグラン・クラテーレで起きており、過去およそ6000年の間に少なくとも9回の大きな噴火を繰り返しています。最後の噴火は1888年8月3日に発生し、1890年まで続いいたものの、現在では落ち着いています。ヴルカーノ島は火山だけでなく、温泉があることでも有名です。また、勇気のある方は、水蒸気の吹き出すクレーター付近まで歩いてみましょう!
ヴルカーノ島は、フェリーや水中翼船で本土のナポリ、シチリア島のパレルモやミラッツォと結ばれています。中でもミラッツォはヴルカーノ島から一区間しか離れていないため、非常に便利です(船はその後、別の島々へ寄港します)。
メッシーナ(Messina)は「シチリア島の入口」と呼ばれるイタリアの都市で、シチリア島の北東部にあるメッシーナ湾に面しています。町の成長と発展に大きく関わり、周辺地域を含め観光産業にも貢献するメッシーナの港は、商船および軍用造船所の拠点でもあります。1548年以来、町にはカトリック教会の大司教座が置かれています。また同年、修道士イグナチオ・デ・ロヨラによりメッシーナ大学が設立されています。市内で人気の観光名所は12世紀に造られた大聖堂です。こちらは13世紀にドイツやシチリア島を支配した神聖ローマ皇帝コンラート4世の埋葬地としても知られています。この教会は1908年の地震で全体的に壊滅し、1919年から1920年にかけ再建されました。また、1943年の空爆で再度被災し、再度修復されました。
メッシーナは、カラブリア州にある二つの町(ヴィッラ・サン・ジョヴァンニとレッジョ・カラブリア)とフェリーで結ばれています。また、ナポリの南に位置するサレルノへも長時間のフェリーで訪れることができます。