バレッタ⇒カターニア線

バレッタ⇒カターニア線はマルタとシチリア島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはVirtu Ferriesのみです。

こちらは週6便まで、約4時間15分の所要時間で運航されています。

バレッタ⇒カターニア線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

バレッタ⇒カターニアのフェリー会社

バレッタ⇒カターニア線の平均運賃

この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。バレッタ⇒カターニア線では車と乗船者1名が一番多く予約されています。

バレッタとは

バレッタ(Valletta)は、マルタ東部中央の半島部分に位置する同国の首都です。この町にはマルサイムシェット・ハーバーと主要港であるグランド・ハーバーの二つの天然港が存在します。マニュエル・ピント・デ・フォンセカが建設した海の城壁近くにはクルーズ船のターミナルもあります。町には16世紀頃の聖ヨハネ騎士団の統治時代に建てられた多くの建築物が残っており、主にバロック様式が中心ですが、マニエリスム、新古典主義、近代建築の影響も見受けられます。また、第二次世界大戦時に惨禍に巻き込まれた結果、ロイヤル・オペラ・ハウスなどの素晴らしい建物が失われました。1980年にユネスコ世界遺産に登録されたバレッタには、教会、宮殿、博物館などの様々な観光名所があり、マルタ文化の中心地として多くの人々を引きつけています。

マルタの港からは、フェリーでイタリアのカターニアやポッツァッロを訪れることができます。

カターニアとは

カターニア(Catania)はシチリア島東部にあるイオニア海に面した港町です。シチリア島で二番目に大きな都市であり、エトナ火山と近く位置しています。エトナ火山はカターニアの歴史に大きな影響を与えており、17世紀に起きた最大の噴火をはじめ、町は何度か破壊されています。また、1669年は溶岩に埋もれていたこの町は、24年後の1693年に起きた地震により基盤が築かれました。

カターニアの代表的な観光名所は広場の端にある、町の守護聖人アガタを祀る大聖堂です。この印象的なバロック様式の教会には、古代ローマの円形競技場の一部であった円柱が組み込まれています。また、教会の下部には古代ローマ時代の浴場があり、教会内部ではバロック様式のインテリアや1693年の地震を描いたフレスコ画などを見学できます。さらに、この大聖堂の墓地には、カターニア出身である作曲家ヴィンチェンツォ・ベッリーニと、アラゴン王国のフリードリヒ二世、ルイ三世、フリードリヒ三世が眠っています。