ティロス島⇒リプシ島線

ティロス島⇒リプシ島線はドデカネス諸島とドデカネス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBlue Star Ferriesのみです。

こちらは週1便まで、約5時間15分の所要時間で運航されています。

ティロス島⇒リプシ島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

ティロス島⇒リプシ島のフェリー会社

ティロス島とは

ティロス島(Tilos)は、エーゲ海に浮かぶドデカネス諸島の島で、コス島とロドス島の中間に位置しています。山々や平原が特徴のこの島では、400種類以上の花やハーブを見つけることができます。また、サヨナキドリ、ゴシキヒワ、ボネリークマタカ、ワシ、サギ、ハチクイなどの珍しい鳥類が生息しており、島全体が国際条約で保護される動植物園として知られています。

島の中心地は港町リヴァディアで、城塞跡、石造りの廃墟、ビザンチン様式の教会などの史跡を見学できます。また、リヴァディアは最大の町であるものの、島の行政上の中心は2km先の町メガロ・ホリオにあります。15世紀に造られたアイオス・パンテレイモン修道院は、個性的な外観が目を引く人気の観光スポットです。また、同じく15世紀に聖ヨハネ騎士団が拠点を置いた城跡も一見の価値があります。

ティロス島の港からは、本土のピレウスや、ロドス島をはじめとしたドデカネス諸島の島々を訪れることができます。

リプシ島とは

リプシ島(Lipsi)はギリシャ領ドデカネス諸島の島で、パトモス島とレロス島の間に位置しています。リプシ島の歴史は先史時代まで遡ることができますが、クレタ人のイリアスが今日の島を1669年に築き、その後1948年にギリシャへ正式に統合されました。この島で人気の観光名所は市庁舎と博物館の隣にある聖イオアニス・セオロゴス教会です。教会内部には1500年代の黒い聖母の肖像が存在します。また、教会の遺物や考古学的価値のある所蔵品を見学できる民族博物館もおすすめです。さらに、中心地リプシからおよそ1.5kmの地点には、赤子のキリストではなく、磔にされたキリストを腕に抱く聖母マリアの珍しい肖像があるパナギア・ハロス教会が位置しています。