ティロス島⇒カリムノス島線

ティロス島⇒カリムノス島線は、現在2社の船会社が運航しているドデカネス諸島とドデカネス諸島を結ぶフェリーです。Blue Star Ferriesのフェリーは最多で週2便、約3時間20分で運航されています。一方Dodekanisos Seawaysは最多で週1便、最短ルートでは2時間15分でフェリーを運航しています。

ティロス島⇒カリムノス島線は、合計で週3便がドデカネス諸島とドデカネス諸島の間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。

ティロス島⇒カリムノス島のフェリー会社

ティロス島とは

ティロス島(Tilos)は、エーゲ海に浮かぶドデカネス諸島の島で、コス島とロドス島の中間に位置しています。山々や平原が特徴のこの島では、400種類以上の花やハーブを見つけることができます。また、サヨナキドリ、ゴシキヒワ、ボネリークマタカ、ワシ、サギ、ハチクイなどの珍しい鳥類が生息しており、島全体が国際条約で保護される動植物園として知られています。

島の中心地は港町リヴァディアで、城塞跡、石造りの廃墟、ビザンチン様式の教会などの史跡を見学できます。また、リヴァディアは最大の町であるものの、島の行政上の中心は2km先の町メガロ・ホリオにあります。15世紀に造られたアイオス・パンテレイモン修道院は、個性的な外観が目を引く人気の観光スポットです。また、同じく15世紀に聖ヨハネ騎士団が拠点を置いた城跡も一見の価値があります。

ティロス島の港からは、本土のピレウスや、ロドス島をはじめとしたドデカネス諸島の島々を訪れることができます。

カリムノス島とは

カリムノス島(Kalymnos)はエーゲ海南東部に浮かぶギリシャ領ドデカネス諸島の島で、コス島とレロス島の間に位置しています。諸島では4番目に大きな島ですが、面積はおよそ100km²と比較的小型です。カリムノス島の名称は時代ごとに変化を重ねました。最初の名前はカリンダ島、次にカリムナ島となり、最後にカリムノス島へ落ち着きました。島の中心地はポシア(Pothia)ですが、ほとんどの住民が第二の町ホラに住んでいます。

カリムノス島はスポンジ採集や、急で岩がちな地勢からロッククライミングが盛んなことで知られています。島内には難度や地勢の異なる1,300以上のクライミングルートが存在します。島の厳しい地勢は住民にとって悩みの種であったものの、近年はアウトドア派や自然の美しさを求める観光客が増えています。

カリムノス島は、ピレウスやロドス島をはじめとしたドデカネス諸島の島々と運航数の多いフェリーで結ばれています。また、キクラデス諸島の島々やサモス島との間にもフェリーは航行しており、夏季にはヒオス島やレスボス島のミティリーニ、本土のテッサロニキへも船で移動することが可能です。