ティラシア島⇒ラブリオ線

ティラシア島⇒ラブリオ線はキクラデス諸島とアテネを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはSeaJetsのみです。

こちらは週1便まで、約7時間45分の所要時間で運航されています。

ティラシア島⇒ラブリオ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

ティラシア島⇒ラブリオのフェリー会社

ティラシア島とは

ティラシア島(Thirasia/Therasia)は、エーゲ海に浮かぶギリシャ領キクラデス諸島の島で、火山で形成された小さなネア・カメニシ島の北西に位置しています。この島の小さな港の隣は島唯一ビーチがあります。島唯一の道路を行くと、サントリーニ島の名称の由来となったアギア・イリニ教会を訪れることができます。

キクラデス諸島は、ギリシャ本土の南西に位置する南エーゲ地方の島々です。「キクラデス」の名は、神聖な島とされるデロス島を「囲んでいる」(κυκλάς)ことに由来しています。また、諸島はエーゲ・キャットという猫の原産国としても知られています。

ティラシア島は火山を巡るボートツアーの寄港地でもあります。通常ツアーの内容は、まずネア・カメニ島にある火山の噴火口、パライア・カメニ温泉を訪れた後にティラシア島へ寄港し、その後はオイアへ夕焼けを見るためサントリーニ島へ向かいます。

ラブリオとは

ラブリオ(Lavrio)はギリシャのアッティカ地方南東部に位置する港町です。この町は旅行ガイドに記載が少ないせいか、あまり知られておらず、観光で訪れる人々は多くありません。とはいえ、市内には同国最大にして最古の円形劇場跡や、謎めいた巨大な穴など、興味深い見どころが存在します。古代ギリシャにおけるラブリオは鉱業の町として知られていました。実際に、近隣のスニオン岬に位置するポセイドン神殿の柱はラブリオで採られたものです。また、先史時代まで起源を遡ることのできる銀山もこの町にあります。

ラブリオにはピレウス港に比べ規模は小さいものの、地域にとって重要な役割を果たす港が存在します。この港は旅客フェリー、商船、漁船、ヨットが利用しており、キクラデス諸島や東エーゲ海の島々ヘ向かう出発地に最適です。