テッサロニキ⇒フォルニ線

テッサロニキ⇒フォルニ線はギリシャとエーゲ海諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはHellenic Seawaysのみです。

こちらは週1便まで、約18時間25分の所要時間で運航されています。

テッサロニキ⇒フォルニ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

テッサロニキ⇒フォルニのフェリー会社

テッサロニキとは

テッサロニキ(Thessaloniki)はギリシャ・中央マケドニア地方の都市で、アテネに次ぐ2番目の大きさ都市として知られています。この町はテルマイコス湾の北端に面し、南東部はホルティアティス山と近く位置しています。紀元前315年にマケドニア王カサンドロスが築いたこの町は、古代の東ローマ帝国では、同国第二の裕福な都市へ成長しました。また、市内は「テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群」を含む東ローマ帝国の史跡が多く残されているため、ユネスコ世界遺産に登録されています。加えて、古代ローマ、オスマン帝国、セファルディムの様々な遺跡もあちこちに点在しています。ギリシャの文化都市と称されるテッサロニキには多数の劇場や芸術関連の施設が存在します。1961年に設立された北部ギリシャ国立劇場が運営するメインシアターには、マケドニア研究学会劇場、ロイヤルシアター、モニ・ラザリストン、円形の野外劇場で町を見渡せる地球劇場や森林劇場などが含まれています。

テッサロニキの港からは、フェリーでバシー、リムノス島、ミティリーニ、ヒオス島を訪れることができます。また、この港には待合室、カフェ、案内デスク、公衆電話が設けられています。

フォルニとは

フォルニ(Fournoi)はエーゲ海北部のイカリア島、サモス島、パトモス島の間に浮かぶギリシャ領の小さな島々の総称です。フォルニの長い歴史は、島中に点在するイオニア文明、古典時代、ヘレニズム時代などの遺物に垣間見ることができます。中でもAi Giorgisの丘(アクロポリス)にあるサイクロプ式の壁、カマリ(Kamari)にある神殿の遺跡、Agia Triadaのポセイドン神殿などが見どころです。フォルニは隠れたビーチや小さな入り江が多くあるため、中世には海賊の温床となっていました。そのため、かつて島は海賊という単語に由来するコルソイの名称で呼ばれていました。

フォルニの中心地であるカンポスには食堂、ケーキ・洋菓子の専門店、伝統工芸品を扱うお店、ベーカリーなど様々な店舗が存在します。