テッサロニキ⇒ヒオス島線はギリシャとエーゲ海諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはHellenic Seawaysのみです。
こちらは週1便まで、約16時間45分の所要時間で運航されています。
テッサロニキ⇒ヒオス島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。テッサロニキ⇒ヒオス島線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
テッサロニキ(Thessaloniki)はギリシャ・中央マケドニア地方の都市で、アテネに次ぐ2番目の大きさ都市として知られています。この町はテルマイコス湾の北端に面し、南東部はホルティアティス山と近く位置しています。紀元前315年にマケドニア王カサンドロスが築いたこの町は、古代の東ローマ帝国では、同国第二の裕福な都市へ成長しました。また、市内は「テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群」を含む東ローマ帝国の史跡が多く残されているため、ユネスコ世界遺産に登録されています。加えて、古代ローマ、オスマン帝国、セファルディムの様々な遺跡もあちこちに点在しています。ギリシャの文化都市と称されるテッサロニキには多数の劇場や芸術関連の施設が存在します。1961年に設立された北部ギリシャ国立劇場が運営するメインシアターには、マケドニア研究学会劇場、ロイヤルシアター、モニ・ラザリストン、円形の野外劇場で町を見渡せる地球劇場や森林劇場などが含まれています。
テッサロニキの港からは、フェリーでバシー、リムノス島、ミティリーニ、ヒオス島を訪れることができます。また、この港には待合室、カフェ、案内デスク、公衆電話が設けられています。
ヒオス島(Chios)はエーゲ海北東部に浮かぶギリシャ領の島で、ヒオス海峡を隔てトルコ沿岸部のエリトリア半島と向かい合っています。面積が約840km²のヒオス島には、およそ54,000人の住民が暮らしており、島と同名の中心地ヒオスは島の人口の半分を抱えています。オスマン帝国時代のモスクを改装して造られたビザンチン博物館は島で人気の観光スポットです。館内には、ウジェーヌ・ドラクロワ作の絵画「ヒオス島の虐殺」が飾られています。また、1,300以上の歴史的な書物を所蔵するアダマンティオス・コライス公立図書館や、帆船および蒸気船などのレプリカを見学できる海洋博物館もおすすめです。
花々に飾られた美しい屋敷の並ぶカロポリティスの通りを歩くと、タンパキアにたどり着きます。歴史的な宮殿や風車があるこの地域は散策に最適です。
ヒオス島は本土のピレウス、テッサロニキ、カヴァラ、ロドス島、サモス島、レムノス島、ミティリーニ、イヌセス諸島、プサラ島、トルコのチェシメとフェリーで結ばれています。