タリファ⇒タンジェ線は、現在2社の船会社が運航しているスペインとモロッコを結ぶフェリーです。Inter Shippingのフェリーは最多で1日4便、約2時間で運航されています。一方FRSは最多で1日8便、最短ルートでは1時間でフェリーを運航しています。
タリファ⇒タンジェ線は、合計で日12便がスペインとモロッコの間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。タリファ⇒タンジェ線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
タリファ(Tarifa)はスペイン南部のアンダルシア州カディス県の都市で、モロッコの対岸、ジブラルタル海峡に面したコスタ・デ・ラ・ルス(光の海岸)に位置しています。この町には強い大西洋風が吹くため、サーフィンやカイトボードが盛んな海のリゾート地として知られています。また、モロッコの影響を受けた美味しい多国籍料理や、壁に囲まれた歴史ある旧市街、モロッコの都市シャウエンやエッサウィラを想わせる白い家に囲まれた美しい路地など、市内には様々な見どころが存在します。かつてのタリファは古代のローマの集落であり、町の名称自体は、ベルベル族の戦士タリフ・イブン・マリクから生じたものです。
タリファとタンジェの間にはフェリーの定期運航があります。また、タリファと20km北東のアルヘシラス、および200km北のセビリアの間にはバスも運行されています。
タンジェ(Tangier)はタンジールとも呼ばれる北アフリカ・モロッコ北部に位置する都市です。この町は、地中海が大西洋に出合うジブラルタル海峡に面しています。旧市街に堂々とそびえ立つのは、かつて町を防衛していた古代城塞カスバです。カスバ以外にも、今日のタンジェには様々な歴史的建造物が存在します。また、一部の宮殿などはヨーロッパの資本家に買収され、ホテル、レストラン、博物館、私邸へと変貌しました。Place du Mechouarのすぐ傍には、タンジェの長い歴史を紹介するカスバ博物館が位置しています。この博物館では石器時代から20世紀初頭までの数々の展示を見学可能で、かつてこの地を統治したそれぞれの文明を垣間見ることができます。また、古代ローマの都市遺跡ヴォルビルスの美しいモザイク画や、異国情緒溢れるスルターン宮殿の庭園も見逃せません。