タンジェ地中海⇒バルセロナ線はモロッコとスペインを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはGrandi Navi Velociのみです。
こちらは週2便まで、約33時間1分の所要時間で運航されています。
タンジェ地中海⇒バルセロナ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。タンジェ地中海⇒バルセロナ線では車と乗船者1名が一番多く予約されています。
タンジェ地中海(Tangier-Med)は、モロッコの都市タンジェの東からおよそ40kmの地点に位置する貨物港です。2007年に開港したタンジェ地中海港は、地中海およびアフリカ最大規模を誇り、2009年には高まる需要に答え、拡大工事が開始されました。この港は貨物だけでなく、旅客輸送にも対応しています。かつてヨーロッパ発のフェリーはタンジェ港へ停泊していたものの、現在はこの港の新しい旅客ターミナルを利用しています。このターミナルには、カフェ、小さな売店、ATM、外貨両替所などが設けられています。
タンジェの歴史は、紀元前5世紀からこの土地を支配した様々な文明や文化に彩られています。ベルベル人の集落からフェニキアの貿易中心地、そして1950年代の独立の時代を経たタンジェは、様々な変化を経験してきました。1923年、タンジェは植民地の統治国により重要性が認められ、多くの外交官、スパイ、作家、実業家がヨーロッパやアメリアから訪れる国際都市として栄えました。
バルセロナ(Barcelona)は地中海に面したスペインの都市で、両端をリョブレガート川とベソス川に挟まれ、西部はセラ・コルセロラ山脈と接しています。カタルーニャ州の州都であるバルセロナは、マドリードに次ぐスペインで二番目に大きな都市です。この街は古代ローマの植民都市として築かれたことに起源を発し、中世にはカタルーニャ君主国の首都になりました。今日のバルセロナは、ユネスコ世界遺産に登録されたアントニオ・ガウディやリュイス・ドメネク・イ・ムンタネーの建築物などで知られた著名な観光地で、文化都市として世界中から多くの人々が訪れています。
バロセロナには様々な見どころがあります。芸術に興味のある方は、ロマネスク美術の作品を所蔵する国立カタルーニャ美術館や、1945年以降の作品を見学できるバルセロナ現代美術館をチェックしてみましょう。また、世界的に有名なピカソ美術館、ミロ美術館、アントニ・タピエス美術館や、1960年以降のカタルーニャ芸術に特化したカン・フラミス博物館もおすすめです。
バルセロナの港は中心街の近くに位置しています。この港からはフェリーでマヨルカ島、イビサ島、メノルカ島、モロッコのタンジェ地中海、イタリア本土やサルデーニャ島と結ばれています。