シミ島⇒カソス島線はドデカネス諸島とドデカネス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBlue Star Ferriesのみです。
こちらは週1便まで、約7時間15分の所要時間で運航されています。
シミ島⇒カソス島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
カソス島(Kasos)は、ギリシャ領ドデカネス諸島の最南端に位置し、歴史上、近隣のクレタ島と深い関係にある島です。この島の初期の住民はフェニキア人と考えられており、加えてトロイア戦争に参加した島の一つとしてホメロスが叙述しています。小さなカソス島は海軍と結びつきが強く、1821年の革命には船隊として参加しました。残念ながら当時の戦艦は1824年にオスマン帝国により完全に破壊されました。1948年、カソス島を含めたドデカネス諸島の島々はギリシャに統合された結果、島の近代史はドデカネス諸島の他の地域と結びつきが強くなっています。また、この島やカルパソス島の住民の多くはアメリカやエジプトに移住していきました。また、エジプトに移住した人々は19世紀半ばにスエズ運河の建設工事に携わりました。
カソス島はフェリーで本土のピレウス、クレタ島(シティア、アイオス・ニコラオス)、ロドス島、ハルキ島、カルパトス島などから訪れることができます。