シキノス島⇒シロス島線は、現在2社の船会社が運航しているキクラデス諸島とキクラデス諸島を結ぶフェリーです。SeaJetsのフェリーは最多で週2便、約3時間25分で運航されています。一方Blue Star Ferriesは最多で週1便、最短ルートでは5時間35分でフェリーを運航しています。
シキノス島⇒シロス島線は、合計で週3便がキクラデス諸島とキクラデス諸島の間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。シキノス島⇒シロス島線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
シキノス島(Sikinos)はイオス島とフォレガンドロス島の間に位置する、ギリシャ領キクラデス諸島の島です。ワインの島として知られるシキノス島は、近隣の島々とは異なり観光開発が進んでおらず、静かで落ち着いた伝統的なギリシャの雰囲気が自慢です。この島には港に一つ(アロプロニア)、丘の上に一つ(ホラ)の計二つの村落があります。また、ホラは西のカストロ地区と、東のホリオ地区に分かれています。
エピスコピ修道院はシキノス島の人気の観光名所です。この遺跡はかつてギリシャ神話の神アポロンを祀る古代神殿と考えられていたものの、調査の結果、古代ローマの霊廟であることが判明しました。また、3世紀に造られたこの霊廟は、17世紀に円屋根と鐘楼のある教会に改築されました。
シキノス島の港はピレウス、フォレガンドロス島、イオス島、サントリーニ島、セリフォス島、シフノス島とフェリーで結ばれています。ピレウスへは高速フェリーで約3時間半、従来型フェリーで約7時間半で到着します。
シロス島(Syros)はギリシャ領キクラデス諸島の島です。この島は典型的なキクラデス様式ではなく、中世を想わせる建築物が多く存在するユニークなリゾート地です。島の中心地であるエルムポリでは、ベネチア様式の歴史ある美しい邸宅を見学することができます。町のヴァポリア地区は美しい教会や、広場にある市庁舎やアポロ劇場をはじめとした新古典主義の建築物も見逃せません。また、青く澄んだ海や美しいビーチはシロス島を代表する魅力の一つです。
シロス島は紀元前3000年頃から続く長い歴史を誇ります。この時期から島のハランドリアニやカストリ周辺には居住者が存在した形跡が見つかっています。島ではなんらかの鍛冶場が存在したことを示す遺物が見つかっており、おそらくアナトリア半島と貿易があったと考えられています。また、紀元前6世紀にはサモス島の人々がこの島へ大量に移住しました。ペレキュデースはこの時期にシロス島に生まれた哲学者で、後にサモス島へ渡り、ピタゴラスの教師となりました。