シキノス島⇒ラブリオ線はキクラデス諸島とアテネを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはSeaJetsのみです。
こちらは週1便まで、約6時間15分の所要時間で運航されています。
シキノス島⇒ラブリオ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
シキノス島(Sikinos)はイオス島とフォレガンドロス島の間に位置する、ギリシャ領キクラデス諸島の島です。ワインの島として知られるシキノス島は、近隣の島々とは異なり観光開発が進んでおらず、静かで落ち着いた伝統的なギリシャの雰囲気が自慢です。この島には港に一つ(アロプロニア)、丘の上に一つ(ホラ)の計二つの村落があります。また、ホラは西のカストロ地区と、東のホリオ地区に分かれています。
エピスコピ修道院はシキノス島の人気の観光名所です。この遺跡はかつてギリシャ神話の神アポロンを祀る古代神殿と考えられていたものの、調査の結果、古代ローマの霊廟であることが判明しました。また、3世紀に造られたこの霊廟は、17世紀に円屋根と鐘楼のある教会に改築されました。
シキノス島の港はピレウス、フォレガンドロス島、イオス島、サントリーニ島、セリフォス島、シフノス島とフェリーで結ばれています。ピレウスへは高速フェリーで約3時間半、従来型フェリーで約7時間半で到着します。
ラブリオ(Lavrio)はギリシャのアッティカ地方南東部に位置する港町です。この町は旅行ガイドに記載が少ないせいか、あまり知られておらず、観光で訪れる人々は多くありません。とはいえ、市内には同国最大にして最古の円形劇場跡や、謎めいた巨大な穴など、興味深い見どころが存在します。古代ギリシャにおけるラブリオは鉱業の町として知られていました。実際に、近隣のスニオン岬に位置するポセイドン神殿の柱はラブリオで採られたものです。また、先史時代まで起源を遡ることのできる銀山もこの町にあります。
ラブリオにはピレウス港に比べ規模は小さいものの、地域にとって重要な役割を果たす港が存在します。この港は旅客フェリー、商船、漁船、ヨットが利用しており、キクラデス諸島や東エーゲ海の島々ヘ向かう出発地に最適です。