セリフォス島⇒シロス島線は、現在2社の船会社が運航しているキクラデス諸島とキクラデス諸島を結ぶフェリーです。SeaJetsのフェリーは最多で週1便、約2時間20分で運航されています。一方Blue Star Ferriesは最多で週3便、最短ルートでは2時間20分でフェリーを運航しています。
セリフォス島⇒シロス島線は、合計で週4便がキクラデス諸島とキクラデス諸島の間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。セリフォス島⇒シロス島線では車と乗船者1名が一番多く予約されています。
セリフォス島(Serifos)はエーゲ海に浮かぶキクラデス諸島の島で、キトノス島の南、シフノス島の北西、本土のピレウスから170kmの地点に位置しています。ギリシア神話では、「孫が汝を殺めるであろう」という神託を得た父アクリシオスが木箱に乗せて海に流した、ダナエーとペルセウスが漂着した場所がこの島です。ゴルゴーンのメドゥーサの首を取って島に戻ってきたペルセウスは、母ダナエーと力ずくで結婚しようとしていた、セリフォス王ポリュデクテースを罰として石に変えました。
リヴァディ(Livadi)は島の港がある観光の中心地です。市内はレストラン、カフェ、バー、クラブ、ホテルなどで充実しています。この町には綺麗な海が広がる長い砂浜があり、夏季には多くのボートやヨットがこの穏やかな海辺に停泊しています。
セリフォス島はシフノス島、ナクソス島、パロス島、サントリーニ島やキトノス島と結ばれており、夏季にフェリーや高速船で訪れることができます。
シロス島(Syros)はギリシャ領キクラデス諸島の島です。この島は典型的なキクラデス様式ではなく、中世を想わせる建築物が多く存在するユニークなリゾート地です。島の中心地であるエルムポリでは、ベネチア様式の歴史ある美しい邸宅を見学することができます。町のヴァポリア地区は美しい教会や、広場にある市庁舎やアポロ劇場をはじめとした新古典主義の建築物も見逃せません。また、青く澄んだ海や美しいビーチはシロス島を代表する魅力の一つです。
シロス島は紀元前3000年頃から続く長い歴史を誇ります。この時期から島のハランドリアニやカストリ周辺には居住者が存在した形跡が見つかっています。島ではなんらかの鍛冶場が存在したことを示す遺物が見つかっており、おそらくアナトリア半島と貿易があったと考えられています。また、紀元前6世紀にはサモス島の人々がこの島へ大量に移住しました。ペレキュデースはこの時期にシロス島に生まれた哲学者で、後にサモス島へ渡り、ピタゴラスの教師となりました。