サンタ・テレーザ・ガッルーラ⇒ボニファシオ線は、現在2社の船会社が運航しているサルデーニャ島とコルシカ島を結ぶフェリーです。Moby Linesのフェリーは最多で1日4便、約50分で運航されています。一方Ichnusa Linesは最多で1日3便、最短ルートでは1時間でフェリーを運航しています。
サンタ・テレーザ・ガッルーラ⇒ボニファシオ線は、合計で週49便がサルデーニャ島とコルシカ島の間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。サンタ・テレーザ・ガッルーラ⇒ボニファシオ線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
サンタ・テレーザ・ガッルーラ(Santa Teresa Gallura)は、サルデーニャ島北部のボニファシオ海峡に面した町です。この町には、コルシカ島を対岸に望む二つのビーチが存在します。町の広場には様々なお店があるものの、冬季には多くが休業します。町の北側には青い海の広がるレナ・ビアンカ(Rena Bianca)という美しい砂浜があります。このビーチの海水は温かく透明度が高いため、夏には多くの人々が集まります。岬から海を見渡す16世紀のロンゴサルド塔は、町で人気の観光スポットです。アラゴン朝の時代に建てられたこの塔からは、白い崖に囲まれたコルシカ島のボニファシオや、ポルト・ロンゴーネ湾の美しい眺めを楽しむことができます。また、レナ・ビアンカの西、Isola Municcaの先端近くには、廃墟のような洞窟が存在します。
ローマ帝国の時代、サンタ・テレーザ・ガッルーラの港はサルデーニャ島の主要港でした。現在の港は近代的で、サルデーニャ島とコルシカ島を行き来するフェリーが停泊します。
ボニファシオ(Bonifacio)はフランス領コルシカ島の最南端にある町です。地中海に面したこの町は、イタリアのサルデーニャ島と11kmのボニファシオ海峡を挟んで向かい合っています。この町には、コルシカ島南部にある唯一の港が存在します。町には美しいビーチや多数の歴史的建造物があるため、夏季には多くの人々が訪れるリゾート地として知られています。
ボニファシオには2ヵ所の先史時代の重要な遺跡があります。北のフィガリ近郊に位置するヴァスクラッシウの墳墓は、巨石文化時代に属した新石器時代中期の遺跡です。2つの立石の並列と、サルデーニャ島モンテ・アクリ産の黒硅石が大量に使用されていることから、古代からコルシカ島内陸へ至るルートがボニファシオ湾に存在したことを示しています。また、カペッロ村にあるアラギナ=センノラの古代の洞窟は、紀元前6570年頃に生きていたとされるボニファシオの貴婦人の埋葬地です。