ロストック⇒クライペダ線はドイツとリトアニアを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはTT Lineのみです。
こちらは週1便まで、約24時間35分の所要時間で運航されています。
ロストック⇒クライペダ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。ロストック⇒クライペダ線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
ロストック(Rostock)はドイツ北部メクレンブルク=フォアポンメルン州の都市です。ヴァルノウ川の流れるこの町は、バルト海南部の沿岸からおよそ12kmの地点に位置しています。ノイヤーマルクト(マーケット広場)は市内で最も美しい人気の観光名所です。広場に位置する13世紀の市庁舎は、後に付け足されたバロック様式のファサード(正面)が目を引きます。また、写真撮影にぴったりの15~16世紀に造られた6軒のカラフルでユニークな家々も広場で見つけることができます。町はかつてハンザ同盟時代の住宅が数多く存在したものの、空襲により全て失われました。さらに、世界最古の大学の一つである1419年創立のロストック大学も市内に位置しています。
ロストック港はドイツ最大規模であり、欧州全体からも重要視されています。周囲に充実した道路網のあるこの港にはカフェ、レストラン、買い物エリア、外貨両替所などの便利な施設が設けられています。この港からは2時間でデンマークのゲッサ―へ、5時間45分でスウェーデンのトレレボリへ、36時間でフィンランドのヘルシンキへ渡航が可能です。
クライペダはリトアニア唯一の湾岸都市です。町の歴史や経済は海運業と深く関連しています。シーフェスティバル、二年に一度開催のトールシップ・レガッタ、海洋博物館は観光客に人気です。また、市内にはクライペダ大学や、主要な海運会社が拠点があります。この港町は1252年にドイツ騎士団によって創建されました。ドイツの支配下であったため、リトアニアのその他の地域と異なる雰囲気が魅力です。当時はメーメルと呼ばれており、リトアニア語の名称クライペダは16世紀に初めて記録されています。
クライペダは風の強い地域で、4~9月は海風、秋と冬には疾風が吹き付けます。また、冬季には雪が降ることも多いですが、港は不凍港として常に機能しています。
クライペダの南西部には、ドイツのキールやスウェーデンのカールスハムンと結ばれたフェリー港があります。