リネッラ⇒メッシーナ線はエオリア諸島とシチリア島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはLiberty Lines Fast Ferriesのみです。
こちらは週21便まで、約2時間25分の所要時間で運航されています。
リネッラ⇒メッシーナ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様1人がお支払いされた平均の片道料金を表しています。
リネッラ(Rinella)はイタリア領エオリア諸島サリーナ島の小さな村で、パレルモの北東約140km、メッシーナの北西約70kmの地点に位置しています。この村は洞窟や黒いビーチ、映画ボルケーノの撮影地があることで知られており、島第二の港も村内に存在します。
サリーナ島は、東沿岸部のサンタ・マリーナ、北部のマルファ、南西部のレーニの三つの地域に分かれており、レーニ近郊の沿岸部にはリネッラが位置しています。また、レーニの北にあるValdichiesaという島の中央部の集落や、カポ・ファロ、ポッラーラ、リングアなどの小さな村も島内に存在します。
リネッラの小さな港からは、シチリア島のパレルモやミラッツォへ向かうフェリーに乗船できます。
メッシーナ(Messina)は「シチリア島の入口」と呼ばれるイタリアの都市で、シチリア島の北東部にあるメッシーナ湾に面しています。町の成長と発展に大きく関わり、周辺地域を含め観光産業にも貢献するメッシーナの港は、商船および軍用造船所の拠点でもあります。1548年以来、町にはカトリック教会の大司教座が置かれています。また同年、修道士イグナチオ・デ・ロヨラによりメッシーナ大学が設立されています。市内で人気の観光名所は12世紀に造られた大聖堂です。こちらは13世紀にドイツやシチリア島を支配した神聖ローマ皇帝コンラート4世の埋葬地としても知られています。この教会は1908年の地震で全体的に壊滅し、1919年から1920年にかけ再建されました。また、1943年の空爆で再度被災し、再度修復されました。
メッシーナは、カラブリア州にある二つの町(ヴィッラ・サン・ジョヴァンニとレッジョ・カラブリア)とフェリーで結ばれています。また、ナポリの南に位置するサレルノへも長時間のフェリーで訪れることができます。