ランギトト島へのフェリー

ランギトト島はハウラキ湾に浮かぶニュージーランドの火山島で、オークランド沖に位置しています。およそ600年前、海から浮上し噴火したこの島は、地域で最も新しい火山島です。

ランギトト島には植物が少ないものの、世界最大のポフツカワの森や、赤い花の咲いた背の高い常緑樹など自然の魅力もいっぱいです。木々は地元の文化や過酷な条件で生きる上で重要な役割を果たしています。

島は激動の時代を経験しました。かつてはマオリ人が戦いの際にハウラキ湾を見渡す地点として利用していましたが、1854年に英国へ売却しています。また、数百年前は二つの部族が激しい争いを繰り広げた結果、マオリ語で血の空を意味するランギトトと名付けられました。

また、第二次世界大戦時は、オークランドハーバーに近いことから軍事基地として利用されました。旧炭坑基地などをはじめ、当時の面影は今でも残っています。

自然いっぱいのランギトト島は、ハイキングに最適です。丘の頂上には一時間ほどでたどり着きますが、車でのガイド付きツアーも行われています。頂上で見る景色は格別です。ぜひカメラを携帯して出かけましょう。

ランギトト島には売店が一切ありません。島を訪れる際には、十分な水や食料、日焼け止めを忘れずに。

ランギトト島はオークランドからフェリーで訪れることができます。

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ランギトト島のルートと港