プロチダ島⇒アマルフィ線

プロチダ島⇒アマルフィ線はナポリ湾とイタリアを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはAlicostのみです。

こちらは週6便まで、約3時間30分の所要時間で運航されています。

プロチダ島⇒アマルフィ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

プロチダ島⇒アマルフィのフェリー会社

プロチダ島とは

プロチダ島(Procida)はナポリ湾沖に浮かぶイタリア領フレグレエ諸島の島で、ミゼーノ岬とイスキア島の間に位置しています。面積4km²の小規模なプロチダ島は、周囲を16kmの海岸線に囲まれており、91mのテラムラタ丘が最も高い地点です。観光名所こそ少ないものの、レトロでお洒落な雰囲気が漂うこの島は、海辺でゆっくりと過ごしたり、古代の史跡探しにぴったりの旅行先です。マリーナ・コリチェラ(Marina Corricella)はおそらく島で最も美しいスポットで、カラフルで可愛らしい邸宅が港の後ろに並んでいます。コリチェラの海岸沿いには複数のレストランやバーが存在し、美しい景色を眺めながら食事を楽しむことができます。

イスキア島へのフェリーはプロチダ島へ寄港します。島へ向かう船はナポリ近郊から出発します。特にメルジェリーナ港はイタリアの鉄道駅から近いため便利です。また本土のポッツオーリからもプロチダ島へのフェリーに乗船できます。

アマルフィとは

アマルフィ(Amalfi)はイタリア共和国サレルノ県のアマルフィ海岸最大の町で、チェレット山の麓であるサレルノ湾に面した地点に位置しています。同じくアマルフィ海岸に位置するラヴェッロやポジターノなどと同様、アマルフィもユネスコ世界遺産に登録されています。この町は6世紀から記録に残されており、以降は近隣の地域と穀物の取引や、内陸部との奴隷取引、サルデーニャ島との塩取引、エジプトやシリアから金貨を得るための木材貿易など、様々な商取引において重要な港町に発展しました。これらの貿易は東ローマ帝国の絹織物を買い、西側諸国に売るために行われたと言われています。

アマルフィには修道院から改修されたホテルが複数存在します。中でも19世紀にホテルとなったルーナ・コンヴェントや、カプチーニ・コンヴェントなどが知られています。アマルフィを訪れた著名な有名人には、ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナーやノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンなどがおり、両者ともアマルフィ滞在中に作品を完成させています。

アマルフィとカプリ島、サレルノ、ポジターノは季節運航の水中翼船で結ばれています。