ポルト・エンペードクレ⇒リノーザ島線は、現在2社の船会社が運航しているシチリア島とペラージェ諸島を結ぶフェリーです。Liberty Lines Fast Ferriesのフェリーは最多で週5便、約3時間で運航されています。一方Siremarは最多で週6便、最短ルートでは7時間45分でフェリーを運航しています。
ポルト・エンペードクレ⇒リノーザ島線は、合計で週11便がシチリア島とペラージェ諸島の間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。ポルト・エンペードクレ⇒リノーザ島線では車と乗船者1名が一番多く予約されています。
ポルト・エンペードクレ(Porto Empedocle)はシチリア島の海沿いの町で、長い間アグリジェントの港町の役割を果たしています。細い路地が張り巡らされた町の歴史地区には、大聖堂を含めた複数の観光名所があります。また、町から少し離れた場所には「神殿の谷」の遺跡と博物館が位置しています。この町の経済は主に農業、鉄鋼業、医薬品産業、岩塩精製などにより支えられています。
この町は2003年に正式名をポルト・エンペードクレ・ヴィガタに改めました。この名称は、同市出身の有名なイタリア人作家アンドレア・カミッレーリのモンタルバーノ警部シリーズに登場する架空の町に由来しています。
様々な遺跡のあるアグリジェント地方は、多くの人々が観光に集まる有名な旅行先です。また、周囲の地域も含め、農業の中心地としても機能しています。さらに、町の港はミノア文明から1970年まで、地元で採掘された硫黄やカリウムのを世界中へ輸出していました。
ポルト・エンペードクレからは、フェリーでランペドゥーザ島からリノーザ島を訪れることができます。
リノーザ島(Linosa)はシチリア島の南沖に浮かぶイタリア領ペラージェ諸島の島です。この島はマルタのゴゾ島の西およそ120km、パンテレリア島の南120km、シチリア島の南163km、チュニジア・マーディアの東165kmに位置しています。また、同じくペラージェ諸島の一部であるランペドゥーザ島は40kmほど南に位置しています。リノーザ島の主な魅力は美しいビーチや青く澄んだ美しい海、素晴らしいダイビングスポットです。島は5km²と小さいためとても散策しやすいです。最も人気のダイビングスポットは沖の死火山で、Scoglio del Lampione、Cala Pozzolana di Ponenteや灯台のあるPunta Beppe Tuccioがよく知られています。