ピレウス⇒ティロス島線はアテネとドデカネス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBlue Star Ferriesのみです。
こちらは週2便まで、約14時間35分の所要時間で運航されています。
ピレウス⇒ティロス島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。ピレウス⇒ティロス島線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
ピレウス(Piraeus)はギリシャ共和国アッティカ地方の湾岸都市です。サロニコス湾に面したこの町は、アテネの首都圏を構成する一部であり、アテネはピレウスより12kmの場所に位置しています。ピレウスの中心街は交通量が多いため長居には向いていません。また、町では多くの海運事務所、銀行、公共建築物などに加え、多くの人が行き交う歩行者天国、店が並ぶ道の数々、荒廃した地域などを見かけるでしょう。ピレウスで最も魅力的な地域は東部のゼア・マリーナ(Zea Marina)やカフェ、レストラン、バーが並ぶ旅行者向けのミクロリマノ・ハーバー(Mikrolimano)などです。
ピレウス港はギリシャの主要港で、ヨーロッパで第一位、世界第三位の大きさを誇ります。この港はギリシャの海運業の中心地であり、商船の拠点でもあります。近年、港の設備が改修されたことにより、ATMや外貨両替所、レストラン、バー、タクシー、フェリーのチケットを販売する多数の旅行代理店などを利用できるようになりました。ピレウス港からはクレタ島、キクラデス諸島、ドデカネス諸島、ギリシャ東部、北エーゲ海や東エーゲ海の島々へ渡航することができます。
ティロス島(Tilos)はエーゲ海に浮かぶギリシャ領ドデカネス諸島の島です。この島は近隣の島々とは異なり人口が少なく静かなため、ギリシャ本来の魅力を堪能できる素晴らしいリゾート地です。島の住民は主に漁業を生業としており、その他は農業や観光産業に従事しています。人気の観光名所は、美しくも廃墟と化した15世紀のアイオス・パンテレイモン修道院です。また、同じく15世紀に聖ヨハネ騎士団が拠点とした城跡も一見の価値があります。ティロス島には、他にもメガロ・ホリオに位置する大天使ミカエル教会をはじめとした様々な教会が存在します。また、様々な動植物が生息するティロス公園、小さな象の化石を見学できるカルカディオ洞窟などもおすすめです。カルカディオ洞窟では1970年代に初めて象の化石化した骨格が見つかりました。