ピレウス⇒スペツェス島線

ピレウス⇒スペツェス島線は、現在2社の船会社が運航しているアテネとサロニカ諸島を結ぶフェリーです。Blue Star Ferriesのフェリーは最多で1日5便、約2時間15分で運航されています。一方Alpha Linesは最多で週13便、最短ルートでは2時間5分でフェリーを運航しています。

ピレウス⇒スペツェス島線は、合計で週48便がアテネとサロニカ諸島の間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。

ピレウス⇒スペツェス島のフェリー会社

ピレウス⇒スペツェス島線の平均運賃

この料金は、お客様1人がお支払いされた平均の片道料金を表しています。

ピレウスとは

ピレウス(Piraeus)はギリシャ共和国アッティカ地方の湾岸都市です。サロニコス湾に面したこの町は、アテネの首都圏を構成する一部であり、アテネはピレウスより12kmの場所に位置しています。ピレウスの中心街は交通量が多いため長居には向いていません。また、町では多くの海運事務所、銀行、公共建築物などに加え、多くの人が行き交う歩行者天国、店が並ぶ道の数々、荒廃した地域などを見かけるでしょう。ピレウスで最も魅力的な地域は東部のゼア・マリーナ(Zea Marina)やカフェ、レストラン、バーが並ぶ旅行者向けのミクロリマノ・ハーバー(Mikrolimano)などです。

ピレウス港はギリシャの主要港で、ヨーロッパで第一位、世界第三位の大きさを誇ります。この港はギリシャの海運業の中心地であり、商船の拠点でもあります。近年、港の設備が改修されたことにより、ATMや外貨両替所、レストラン、バー、タクシー、フェリーのチケットを販売する多数の旅行代理店などを利用できるようになりました。ピレウス港からはクレタ島、キクラデス諸島、ドデカネス諸島、ギリシャ東部、北エーゲ海や東エーゲ海の島々へ渡航することができます。

スペツェス島とは

スペツェス島(Spetses)はギリシャ領サロニカ諸島の島です。この島は海軍の歴史や、ギリシャ独立戦争の舞台となったことで知られています。1821年には、島に革命の成功を示す旗が掲げられました。伝統的なギリシャの魅力がいっぱいのスペツェス島は、どなたにもおすすめの旅行先です。

ダピアはスペツェス島の港町および商業の中心地です。この町を巡るおすすめの方法は馬車ツアーです。美しい豪邸や細い石畳の路地など、レトロな町並みを馬車の上で思い切り楽しめます。9月はこの島を観光する最適の時期でしょう。1931年以降、毎年行われるこのお祭りは、かつて起きた海戦を再現しています。島で人気の観光名所は大聖堂です。この教会は、ナポレオンの甥であり、ギリシャと共に戦ったポール・ボナパルト氏の墓地でもあります。記録によると、同氏の遺体は3年間ほどラム酒の樽内で保存されたそうです。