ピレウス⇒カリムノス島線はアテネとドデカネス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBlue Star Ferriesのみです。
こちらは週5便まで、約8時間30分の所要時間で運航されています。
ピレウス⇒カリムノス島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。ピレウス⇒カリムノス島線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
ピレウス(Piraeus)はギリシャ共和国アッティカ地方の湾岸都市です。サロニコス湾に面したこの町は、アテネの首都圏を構成する一部であり、アテネはピレウスより12kmの場所に位置しています。ピレウスの中心街は交通量が多いため長居には向いていません。また、町では多くの海運事務所、銀行、公共建築物などに加え、多くの人が行き交う歩行者天国、店が並ぶ道の数々、荒廃した地域などを見かけるでしょう。ピレウスで最も魅力的な地域は東部のゼア・マリーナ(Zea Marina)やカフェ、レストラン、バーが並ぶ旅行者向けのミクロリマノ・ハーバー(Mikrolimano)などです。
ピレウス港はギリシャの主要港で、ヨーロッパで第一位、世界第三位の大きさを誇ります。この港はギリシャの海運業の中心地であり、商船の拠点でもあります。近年、港の設備が改修されたことにより、ATMや外貨両替所、レストラン、バー、タクシー、フェリーのチケットを販売する多数の旅行代理店などを利用できるようになりました。ピレウス港からはクレタ島、キクラデス諸島、ドデカネス諸島、ギリシャ東部、北エーゲ海や東エーゲ海の島々へ渡航することができます。
カリムノス島(Kalymnos)はエーゲ海南東部に浮かぶギリシャ領ドデカネス諸島の島で、コス島とレロス島の間に位置しています。諸島では4番目に大きな島ですが、面積はおよそ100km²と比較的小型です。カリムノス島の名称は時代ごとに変化を重ねました。最初の名前はカリンダ島、次にカリムナ島となり、最後にカリムノス島へ落ち着きました。島の中心地はポシア(Pothia)ですが、ほとんどの住民が第二の町ホラに住んでいます。
カリムノス島はスポンジ採集や、急で岩がちな地勢からロッククライミングが盛んなことで知られています。島内には難度や地勢の異なる1,300以上のクライミングルートが存在します。島の厳しい地勢は住民にとって悩みの種であったものの、近年はアウトドア派や自然の美しさを求める観光客が増えています。
カリムノス島は、ピレウスやロドス島をはじめとしたドデカネス諸島の島々と運航数の多いフェリーで結ばれています。また、キクラデス諸島の島々やサモス島との間にもフェリーは航行しており、夏季にはヒオス島やレスボス島のミティリーニ、本土のテッサロニキへも船で移動することが可能です。