パトモス島⇒カソス島線

パトモス島⇒カソス島線はドデカネス諸島とドデカネス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBlue Star Ferriesのみです。

こちらは週1便まで、約14時間15分の所要時間で運航されています。

パトモス島⇒カソス島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

パトモス島⇒カソス島のフェリー会社

パトモス島とは

パトモス島(Patmos)はエーゲ海に浮かぶギリシャ領ドデカネス諸島の島です。諸島の最北端の島の一つで、トルコのすぐ西沖に位置しています。パトモス島の中心地はホーラで、主要港はスカラにあります。この島は「黙示録の島」として知られ、世界中から観光客が訪れています。また、美しい自然や伝統的で可愛らしい白塗りの家、綺麗な海、美味しい料理、活発なナイトライフなど、島は様々な魅力でいっぱいです。

「黙示録の洞窟」は、聖ヨハネがイエスの啓示を受け黙示録を書いたとされる、島を代表する観光名所です。洞窟内では、聖ヨハネが彫刻した十字架や、啓示が下りた瞬間に付いた三位一体を示す岩の裂け目などを見学できます。

パトモス島は、フェリーで本土のピレウスや、ドデカネス諸島の他の島々と結ばれています。ピレウス発のフェリーは約7時間で、近隣の島々からは1~1.5時間でパトモス島へ到着します。

カソス島とは

カソス島(Kasos)は、ギリシャ領ドデカネス諸島の最南端に位置し、歴史上、近隣のクレタ島と深い関係にある島です。この島の初期の住民はフェニキア人と考えられており、加えてトロイア戦争に参加した島の一つとしてホメロスが叙述しています。小さなカソス島は海軍と結びつきが強く、1821年の革命には船隊として参加しました。残念ながら当時の戦艦は1824年にオスマン帝国により完全に破壊されました。1948年、カソス島を含めたドデカネス諸島の島々はギリシャに統合された結果、島の近代史はドデカネス諸島の他の地域と結びつきが強くなっています。また、この島やカルパソス島の住民の多くはアメリカやエジプトに移住していきました。また、エジプトに移住した人々は19世紀半ばにスエズ運河の建設工事に携わりました。

カソス島はフェリーで本土のピレウス、クレタ島(シティア、アイオス・ニコラオス)、ロドス島、ハルキ島、カルパトス島などから訪れることができます。