パロス島⇒ラブリオ線はキクラデス諸島とアテネを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはSeaJetsのみです。
こちらは週1便まで、約3時間55分の所要時間で運航されています。
パロス島⇒ラブリオ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。パロス島⇒ラブリオ線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
パロス島(Paros)はエーゲ海に浮かぶギリシャ領キクラデス諸島の島で、西のナクソス島から8km、本土ピレウスから南東へ160kmの地点に位置しています。白く美しい大理石の産地であるこの島は、パリアンという単語を生み出したことでも知られています。現在、島の主要産業は観光業で、放置された大理石鉱山や砕石場を島のあちこちで見つけることができます。最大の集落パリキアは、キクラデス建築の可愛らしい白い家や、新古典建築の見事な大邸宅が並ぶ美しい村です。海沿いの岩の上には13世紀のベネチア共和国の城塞が位置し、頂上から村や周辺の地域の素晴らしい景色を眺めることができます。また、6世紀の荘厳な教会カタポリアニ(Panagia Ekatontapyliani)も長い歴史のある名所として有名です。
パロス島の港は中心地パリキアに位置しています。この港からは、ピレウスやキクラデス諸島の他の島々を従来型のフェリーや高速船で訪れることができます。
ラブリオ(Lavrio)はギリシャのアッティカ地方南東部に位置する港町です。この町は旅行ガイドに記載が少ないせいか、あまり知られておらず、観光で訪れる人々は多くありません。とはいえ、市内には同国最大にして最古の円形劇場跡や、謎めいた巨大な穴など、興味深い見どころが存在します。古代ギリシャにおけるラブリオは鉱業の町として知られていました。実際に、近隣のスニオン岬に位置するポセイドン神殿の柱はラブリオで採られたものです。また、先史時代まで起源を遡ることのできる銀山もこの町にあります。
ラブリオにはピレウス港に比べ規模は小さいものの、地域にとって重要な役割を果たす港が存在します。この港は旅客フェリー、商船、漁船、ヨットが利用しており、キクラデス諸島や東エーゲ海の島々ヘ向かう出発地に最適です。