パレルモ・テルミニ・イメレーゼ⇒チヴィタヴェッキア線はシチリア島とローマを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはGrandi Navi Velociのみです。
こちらは週5便まで、約12時間45分の所要時間で運航されています。
パレルモ・テルミニ・イメレーゼ⇒チヴィタヴェッキア線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。パレルモ・テルミニ・イメレーゼ⇒チヴィタヴェッキア線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
テルミニ・イメレーゼ(Termini Imerese)は、南イタリア・シチリア島北沿岸部の港町です。パレルモから40kmほどにあるこの町には先史時代から人々が暮らしていました。近年、町で見つかった多数の遺物は、近郊の古代都市ヒメラがハンニバル・マゴのカルタゴ軍により壊滅した409年頃の出土品であることを示しています。
町の歴史的遺産は、小山の上に建つ要塞跡や古代ローマの建築物の一部を除くとほとんど残っていません。とはいえ、市内の博物館ではアラブ支配期の遺物を見学することができます。また、近郊の古代都市ヒメラは町から東に5kmほどの場所、イメラ川の河口部分に位置しています。さらに、町から南に約14kmほどの山の頂上には、壮麗なカッカモ城があります。
テルミニ・イメレーゼの小さな港は、イタリア本土のチヴィタヴェッキアとフェリーで結ばれています。
チヴィタヴェッキア(Civitavecchia)はイタリア共和国ラツィオ州にあるティレニア海に面した都市で、首都ローマの北西およそ80kmの場所に位置しています。クルーズ客船やフェリーの港があるこの町には、約6万人が暮らしています。この町にある港は、2世紀の初めにトラヤヌス帝によって整備されたことに起源を発しており、その後、町は様々な教皇や伯爵により統治されました。
チヴィタヴェッキアには、中世の面影を残す数々の建物が存在します。ミケランジェロ要塞は、ローマ教皇ユリウス2世の命により16世紀に造られたもので、背後には17世紀の城壁を備えています。城壁の上部にある通路からは、青い海と船の停まる港の美しい景色を眺めることができます。
チヴィタヴェッキアはサルデーニャ島、シチリア島、バルセロナなど、国内外を問わず様々な目的地とフェリーで結ばれています。