ニシロス島⇒リプシ島線はドデカネス諸島とドデカネス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBlue Star Ferriesのみです。
こちらは週1便まで、約4時間5分の所要時間で運航されています。
ニシロス島⇒リプシ島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
ニシロス島(Nisyros)は、エーゲ海に浮かぶドデカネス諸島の島で、コス島とティロス島の間に位置しています。この島には数ヵ所の砂浜がありますが(主に北東部)、ほとんどが小石か岩のビーチです。また、島には活火山がありますが、噴火していないため、クレーターにある火山の噴気孔を見学できます。ギリシャ神話によると、この島はポセイドンがコス島の一部を巨人ポリュボーテースに投げつけた際に誕生したと言われています。また、古代にはポルフィリスと呼ばれたこの島には、マンドラキ近郊にアクロポリスの一部であった5世紀の城壁が存在します。
ニシロス島の港は、従来型フェリーと高速フェリーで、ドデカネス諸島の他の島々と結ばれています。また。キクラデス諸島やクレタ島は別の島を経由して訪れることができます。
リプシ島(Lipsi)はギリシャ領ドデカネス諸島の島で、パトモス島とレロス島の間に位置しています。リプシ島の歴史は先史時代まで遡ることができますが、クレタ人のイリアスが今日の島を1669年に築き、その後1948年にギリシャへ正式に統合されました。この島で人気の観光名所は市庁舎と博物館の隣にある聖イオアニス・セオロゴス教会です。教会内部には1500年代の黒い聖母の肖像が存在します。また、教会の遺物や考古学的価値のある所蔵品を見学できる民族博物館もおすすめです。さらに、中心地リプシからおよそ1.5kmの地点には、赤子のキリストではなく、磔にされたキリストを腕に抱く聖母マリアの珍しい肖像があるパナギア・ハロス教会が位置しています。