ニシロス島⇒フォルニ線

ニシロス島⇒フォルニ線はドデカネス諸島とエーゲ海諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはHellenic Seawaysのみです。

こちらは週1便まで、約6時間20分の所要時間で運航されています。

ニシロス島⇒フォルニ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

ニシロス島⇒フォルニのフェリー会社

ニシロス島とは

ニシロス島(Nisyros)は、エーゲ海に浮かぶドデカネス諸島の島で、コス島とティロス島の間に位置しています。この島には数ヵ所の砂浜がありますが(主に北東部)、ほとんどが小石か岩のビーチです。また、島には活火山がありますが、噴火していないため、クレーターにある火山の噴気孔を見学できます。ギリシャ神話によると、この島はポセイドンがコス島の一部を巨人ポリュボーテースに投げつけた際に誕生したと言われています。また、古代にはポルフィリスと呼ばれたこの島には、マンドラキ近郊にアクロポリスの一部であった5世紀の城壁が存在します。

ニシロス島の港は、従来型フェリーと高速フェリーで、ドデカネス諸島の他の島々と結ばれています。また。キクラデス諸島やクレタ島は別の島を経由して訪れることができます。

フォルニとは

フォルニ(Fournoi)はエーゲ海北部のイカリア島、サモス島、パトモス島の間に浮かぶギリシャ領の小さな島々の総称です。フォルニの長い歴史は、島中に点在するイオニア文明、古典時代、ヘレニズム時代などの遺物に垣間見ることができます。中でもAi Giorgisの丘(アクロポリス)にあるサイクロプ式の壁、カマリ(Kamari)にある神殿の遺跡、Agia Triadaのポセイドン神殿などが見どころです。フォルニは隠れたビーチや小さな入り江が多くあるため、中世には海賊の温床となっていました。そのため、かつて島は海賊という単語に由来するコルソイの名称で呼ばれていました。

フォルニの中心地であるカンポスには食堂、ケーキ・洋菓子の専門店、伝統工芸品を扱うお店、ベーカリーなど様々な店舗が存在します。