ナクソス島⇒イラクリオン線は、現在2社の船会社が運航しているキクラデス諸島とクレタ島を結ぶフェリーです。Minoan Linesのフェリーは最多で週1便、約3時間50分で運航されています。一方SeaJetsは最多で週7便、最短ルートでは3時間30分でフェリーを運航しています。
ナクソス島⇒イラクリオン線は、合計で週8便がキクラデス諸島とクレタ島の間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。ナクソス島⇒イラクリオン線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
ナクソス島(Naxos)は、エーゲ海に浮かぶギリシャ領キクラデス諸島の島です。島の西沿岸部にはナクソス市(ホラ)と呼ばれる最大の町があり、エーゲ海最大規模の港が位置しています。町は旅行者に人気のため、多数のバー、レストラン、カフェなどが存在します。ナクソス島と繋がった小さなプラティア島は、ナクソス市の象徴として知られています。また、この小さな島にはポルタラ遺跡と呼ばれる神殿のドアが建っています。この場所を観光する場合は、夕暮れ時が最もおすすめです。
また、ナクソス島は郷土料理や、名産のじゃがいも、グラヴィエラチーズ、ワイン、キトロンというリキュールなどでも有名です。地元産の食材を使った美味しい料理を、島全体にある多数のレストランが提供しています。
ナクソス島の港は、本土のピレウス(アテネ近郊)や、キクラデス諸島の他の島々とフェリーで結ばれています。
イラクリオン(Heraklion)はギリシャ領クレタ島最大の都市で、ギリシャを代表する都心の一つです。この町の開発は9世紀から建設が始まり、イスラム勢力、ベネチア、オスマン帝国に支配され、その時代にはカンディアと呼ばれていました。また、2004年のオリンピックでは、サッカーの試合の一部がイラクリオンで行われました。町の観光名所の一つは、旧市街にある要塞の城壁です。要塞は当初アラブ人によって築かれ、15世紀にベネチア人により強化されました。また、7つの稜堡のうち、1つだけ(Martinengo bastion)が現在まで残っており、名高い小説家ニコス・カザンザキスの墓石が町を見晴らせる位置に建てられています。
イラクリオンの旧港は、新しい港に隣接しており、かつての船の建造所を見ることができます。ベネチア風のこの港の西部は16世紀のKoules要塞が占めています。イラクリオン港は旅客船や貨物船にとって重要な地点であり、旅行者はイラクリオンからフェリーや小型船でサントリーニ島、イオス島、パロス島、ミコノス島、ロドス島へ渡航することができます。また、ギリシャ本土、アテネ近郊のピレウス港へも毎日フェリーが数回運航されています。