ミティリーニ⇒フォルニ線はレスボス島とエーゲ海諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBlue Star Ferriesのみです。
こちらは週1便まで、約9時間15分の所要時間で運航されています。
ミティリーニ⇒フォルニ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
ミティリーニ(Mytilene)は、北東エーゲ海に浮かぶギリシャ領レスボス島の港町で、島の南東部に位置しています。紀元前11世紀から歴史の続くこの町には、新古典主義の建築物が多数存在します。中でも、旧市庁舎や学校をはじめ、様々なホテルや大邸宅もこの様式で建てられています。また港には、19世紀に建設がはじまり、1935年に完成した壮観なバロック様式のアイオス・セラポン教会が建っています。
総面積が約1,600kmのレスボス島は、ギリシャで三番目に大きな島で、周囲を長い320kmの海岸線に囲まれています。また、トルコとは細いミティリーニ海峡をはさみ向い合っています。
ミティリーニの港は、近隣のレムノス島やヒオス島、ギリシャ本土のピレウス(アテネ近郊)やテッサロニキとフェリーで結ばれています。
フォルニ(Fournoi)はエーゲ海北部のイカリア島、サモス島、パトモス島の間に浮かぶギリシャ領の小さな島々の総称です。フォルニの長い歴史は、島中に点在するイオニア文明、古典時代、ヘレニズム時代などの遺物に垣間見ることができます。中でもAi Giorgisの丘(アクロポリス)にあるサイクロプ式の壁、カマリ(Kamari)にある神殿の遺跡、Agia Triadaのポセイドン神殿などが見どころです。フォルニは隠れたビーチや小さな入り江が多くあるため、中世には海賊の温床となっていました。そのため、かつて島は海賊という単語に由来するコルソイの名称で呼ばれていました。
フォルニの中心地であるカンポスには食堂、ケーキ・洋菓子の専門店、伝統工芸品を扱うお店、ベーカリーなど様々な店舗が存在します。