ミロス島⇒ハニア線はキクラデス諸島とクレタ島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはSeaJetsのみです。
こちらは週7便まで、約2時間20分の所要時間で運航されています。
ミロス島⇒ハニア線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
ミロス島(Milos)は、クレタ島北沖のエーゲ海に浮かぶギリシャ領キクラデス諸島の島で、パリ・ルーヴル美術館の「ミロのビーナス」の発見地として有名です。他にも、現在は大英博物館所蔵のギリシア神アスクレーピオス像や、アテネにあるポセイドン像、アルカイク美術のアポロン像が出土しています。小さなアダマス港の周囲では、土産物、アクセサリー、宝石類、工芸品、地元産の織物や刺繍、食料品などを様々な売店で購入できます。
ミロス島はアテネ近郊のピレウスや、キクラデス諸島の他の島々、ドデカネス諸島、クレタ島から従来型フェリーおよび高速双胴船で渡航でき、夏季には運航が毎日に増えます。また、島のもう一つの港アポロニア港は、キモロス島やグラロニシア島と結ばれています。
ハニア(Chania)はギリシャ領クレタ島の都市です。ミノア文明の定住地キドニアに起源を持つハニアは、長い歴史の中、様々な国に統治された過去を持ちます。現在はイラクリオンに次ぐクレタ島第二の都市であり、ハニア県の県都です。迷路状に入り組んだ路地、ベネチア様式の美しい邸宅、教会、噴水広場、様々な史跡があるハニアの旧市街は、人気の観光名所として知られています。
旧市街の中心には、ベネチア様式やオスマン帝国時代の建物が並ぶ美しい港があります。また、かつてのトルコ街であるスプランツィア地区には、ベネチア共和国とオスマン帝国統治下で唯一ギリシャ正教会として運営を許可された聖アナルギリ教会が位置しています。また、ネオリア地区には旧港があります。この場所にはかつて、ベネチア共和国の造船所が位置していました。
ハニアはギリシャ本土のピレウスとフェリーで結ばれています。