ミラッツォ⇒アリクーディ島線は、現在2社の船会社が運航しているシチリア島とエオリア諸島を結ぶフェリーです。Liberty Lines Fast Ferriesのフェリーは最多で1日3便、約2時間55分で運航されています。一方Siremarは最多で週3便、最短ルートでは5時間10分でフェリーを運航しています。
ミラッツォ⇒アリクーディ島線は、合計で週24便がシチリア島とエオリア諸島の間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。ミラッツォ⇒アリクーディ島線では車と乗船者1名が一番多く予約されています。
ミラッツォ(Milazzo)は、人口32,000人のメッシーナ県で三番目に大きな町です。ティレニア海に面したこの町には、ミラッツォ城(Castello di Milazzo)などの見どころがあります。この城は、アラブ人が建設し、ノルマン人が拡大した後、フリードリヒ二世が復興させた興味深い歴史があります。城壁には丸い塔と、14世紀のゴシック様式の城門が備わっています。その他の名所といえば、カルメル教会や、岩造りの聖アントニオ・ダ・パドヴァの祭壇、聖フランチェスコ・ダ・パオラの祭壇、バロック様式の聖十字教会などがあります。
ミラッツォの港からは、フェリーでエオリア諸島やナポリを訪れることができます。
アリクーディ島(Alicudi)はイタリア領エオリア諸島の島で、シチリア島の北沖、イタリア本土の西沖に位置しています。エオリア諸島で最も人里離れたこの島には、諸島最少の約100人が暮らしています。アリクーディ島唯一の交通手段はロバであり、島を散策するとよく鳴き声が聞こえます。この島は小さく人も少ないため、近隣の島々とは異なり、あまり観光開発が進んでいません。そのため自然の美しさと島本来の魅力が保たれており、冒険家、芸術家、作家などに人気のリゾート地として知られています。
アリクーディ島は海中から突き出た火山の一部で、全体が緑に覆われています。また、港からはじまり段々畑を通る小道など、山頂へ続く様々なコースが存在します。この島は山道にヘザーの花が咲くことから、古代Ericusa(エリカ属に由来)と呼ばれていました。また、西部は急な斜面が多くアクセスできないため、住宅は東部に集中しています。
アリクーディ島へ向かう定期運航のフェリーは、シチリア島のパレルモやミラッツォから乗船することができます。