マルセイユ⇒タンジェ地中海線はフランスとモロッコを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはLa Meridionaleのみです。
こちらは週1便まで、約44時間の所要時間で運航されています。
マルセイユ⇒タンジェ地中海線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。マルセイユ⇒タンジェ地中海線では車と乗船者1名が一番多く予約されています。
マルセイユ(Marseille)はフランス南部に位置する同国最大の湾岸都市で、地中海に面しています。フランスで二番目に大きなこの街には、国内最大の商業港が存在することでも知られています。東部の旧港からリフォルメ地区へは街の大通りで繋がっており、旧港の南にはサン・ニコラ要塞、北にはサン・ジャン要塞がそれぞれ位置しています。また、マルセイユ湾には4つの島々でなるフリウル諸島が浮かんでいます。中でも、イフ島のシャトー・ディフはアレクサンドル・デュマ・ペールの「モンテ・クリスト伯」の舞台として有名です。マルセイユの中心部には、サン・フェレオル通りや、音楽学校近くのジュリアン通り、港に隣接したエスティエンヌ・ドルヴ通り、ホテル・ドゥ・ヴィラ付近などの歩行者専用の街路が充実しています。
マルセイユの港は、フェリーでコルシカ島、サルデーニャ島、アルジェリア、チュニジアと結ばれています。港には4つのターミナルがあり、全てがgares maritimes sud(南ターミナル)に位置しています。国内ターミナル1および2が、コルシカ島とサルデーニャ島へのフェリー乗り場で、ターミナル3および4がアルジェリアとチュニジア行きの乗り場です。
タンジェ地中海(Tangeir-Med)はモロッコ・タンジェの40km東にある2007年にオープンした貨物港です。地中海とアフリカ最大規模の大きさで知られるタンジェ地中海では、さらに高まる需要に合わせ、2009年には再び工事が始まっています。タンジェ地中海は貨物に加え、タンジェ港に代わり欧州と結ばれた旅客ターミナルを備えています。ターミナル内には外貨両替所、ATM、小さな雑貨店、上階に位置するカフェなどが存在します。
タンジェの歴史は、紀元前5世紀からこの土地を支配した様々な文明や文化に彩られています。ベルベル人の集落からフェニキアの貿易中心地、そして1950年代の独立の時代を経たタンジェは、様々な変化を経験してきました。1923年、タンジェは植民地の統治国により重要性が認められ、多くの外交官、スパイ、作家、実業家がヨーロッパやアメリアから訪れる国際都市として栄えました。