マリエハムン⇒ヴィスビュー線はオーランド諸島とゴットランド島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはViking Lineのみです。
こちらは週2便まで、約10時間の所要時間で運航されています。
マリエハムン⇒ヴィスビュー線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
マリエハムン(Mariehamn)は、フィンランド自治領オーランド諸島の県都で最大の都市です。この町では、オーランド諸島の他の地域と同様、80%の居住者が母語であるスウェーデン語を話しています。町の中心部にはTorggatanという歩行者天国があり、様々な店舗やレストランを利用することができます。また、同じく広場にはSjalvstyrelsegardenという諸島の議会と地方政府の建物が位置しています。さらに、町へ続く坂道には、1861年に町へ自身の名前を与えたマリア・アレクサンドロヴナ (ロシア皇后)の彫像が建っています。この町では、幼少期に諸島へ移住したフィンランドの建築家ラルス・ソンクが設計した様々な建物を見つけることができます。20世紀前半に建設されたマリエハムン教会、オーランド海洋学校、市役所などがこちらに該当します。また、女性建築家のHilda Hongellも複数の建物をデザインしており、現在は数塔が町内に残存しています。
半島に位置するマリエハムンには、東と西海岸にそれぞれ一つずつ主要港が存在します。この二つの港は、一年を通してほぼ不凍港であることで知られており、国際港である西の港からは、スウェーデン、エストニア、フィンランド本土へのフェリーへ乗船できます。また、東の港は北欧最大のマリーナとして機能しています。