マリエハムン⇒タリン線

マリエハムン⇒タリン線は、現在2社の船会社が運航しているオーランド諸島とエストニアを結ぶフェリーです。Tallink Siljaのフェリーは最多で週5便、約9時間45分で運航されています。一方Viking Lineは最多で週5便、最短ルートでは14時間20分でフェリーを運航しています。

マリエハムン⇒タリン線は、合計で週10便がオーランド諸島とエストニアの間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。

マリエハムン⇒タリンのフェリー会社

マリエハムン⇒タリン線の平均運賃

この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。マリエハムン⇒タリン線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。

マリエハムンとは

マリエハムン(Mariehamn)は、フィンランド自治領オーランド諸島の県都で最大の都市です。この町では、オーランド諸島の他の地域と同様、80%の居住者が母語であるスウェーデン語を話しています。町の中心部にはTorggatanという歩行者天国があり、様々な店舗やレストランを利用することができます。また、同じく広場にはSjalvstyrelsegardenという諸島の議会と地方政府の建物が位置しています。さらに、町へ続く坂道には、1861年に町へ自身の名前を与えたマリア・アレクサンドロヴナ (ロシア皇后)の彫像が建っています。この町では、幼少期に諸島へ移住したフィンランドの建築家ラルス・ソンクが設計した様々な建物を見つけることができます。20世紀前半に建設されたマリエハムン教会、オーランド海洋学校、市役所などがこちらに該当します。また、女性建築家のHilda Hongellも複数の建物をデザインしており、現在は数塔が町内に残存しています。

半島に位置するマリエハムンには、東と西海岸にそれぞれ一つずつ主要港が存在します。この二つの港は、一年を通してほぼ不凍港であることで知られており、国際港である西の港からは、スウェーデン、エストニア、フィンランド本土へのフェリーへ乗船できます。また、東の港は北欧最大のマリーナとして機能しています。

タリンとは

タリン(Tallinn)はエストニアの首都であり最大の都市です。エストニアの産業や地方政治の中心であるこの街は、13世紀にフィンランド湾沿いに築かれ、豊かな文化が織りなす数多くの観光名所が至るところに存在します。タリンは重要な港のある湾岸都市で、特に旧市街周辺は中世の面影が色濃く残っています。また、迷路のように広がった石畳の路地、空に向かってそびえ立つ数々の教会、保存状態のよい要塞や小塔からタリンの偉大な歴史を感じることができます。トームペア地区はタリンでも珍しい風景を見ることの出来る場所で、トームペア城(Castrum Danorum)や、丘の上に建つ正教会の重要な建物アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(ただしロシア支配を想起させるので嫌われている)などが名所として有名です。さらに、タリンには13世紀に建造された旧市庁舎(Raekoda)があります。この重要な歴史的建造物の先端には「オールド・トーマス」と呼ばれる旗を持った若い番兵の銅像が立っています。