マルメ⇒シフィノウイシチェ線はスウェーデンとポーランドを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはFinnlinesのみです。
こちらは週7便まで、約8時間45分の所要時間で運航されています。
マルメ⇒シフィノウイシチェ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
マルメ(Malmo)はスウェーデン・スコーネ地方の都市です。スウェーデンとデンマークを隔てるエーレスンド海峡に面したマルメは、鉄道線路と道路橋を併せたエーレスンド橋が建設された後に変貌した町です。町はかつて、貧困と不況に悩まされたものの、現在はITおよびバイオテクノロジーなどの新しい企業の流入や、再開発により、元気を取り戻しています。とはいえ、近年の発展にも関わらず、町は親しみやすい雰囲気に包まれており、文化的な名所も多く存在します。中でも、ストックホルム現代美術館の分館は、発電所を模したユニークな建物で、内部には多数の国際的な現代美術作品が展示されています。また、市内は一流のレストランや、カフェ、バーなども充実しています。
マルメ美術館、マルメ博物館、自然死博物館、海洋技術博物館で構成されるマルメ城は、丸一日かけて散策するのに最適な観光スポットです。また、もう一つの名所といえばマルメ市立美術館(Malmö_Konsthall)です。こちらは、天井からの光を多用した、機能的で美的感覚が追求された興味深い展示施設です。
マルメの港からは、フェリーでドイツのトラーヴェミュンデを訪れることができます。
シフィノウイシチェ(Swinoujscie)はポーランド北西部の都市で、スウィナ川の河口に位置しています。44の島々で成るこの地域は、ポーランド最大のヴォリン島と、ウズナム島、カルシボル島の3島のみに人々が暮らしています。そのうち町の人口の80%はウズナム島に集中しています。シフィノウイシチェはシュチェチン湾とバルト海に面し、ドイツと国境を接しています。また、国内ではデンマークから最も近い都市(150km先)であり、スウェーデンからは175km、ベルリンからはたった160kmと地理的にも恵まれています。
ヴォリン島にはシフィノウィシチェ象徴する古い灯台があります。バルト海随一の高さを誇るこの灯台は2000年にリフォームされ、現在は一般に公開されています。灯台の展望台へ上ると、町全体や周辺地域の素晴らしい眺めを満喫できます。この町にはポーランド最大のフェリーターミナルがあり、デンマークやスウェーデンを定期船で訪れることができます。