ロボス島へのフェリー

ロボス島は、カナリア諸島のフエルテベントゥーラ島北沖に位置する静かな島です。

ロボスは『狼』を意味します。これは、15世紀にスペイン人が島を発見した際、海の狼と呼ばれるモンクアザラシが大量に存在した事実に由来しています。

自然保護区に指定されるロボス島には、様々な野生生物や植物が生息しています。珍しい種類のアナドリやカモメもいるため、バードウォッチングも盛んです。また、島周辺の海ではカマスやブリーム、様々な熱帯魚が泳いでいます。

島には14kmほどの海岸線があり、たった数時間で歩いて回ることができます。また、海辺からは北のランサローテ島や南のフエルテベントゥーラ島の素晴らしい景色を眺めることができます。島には日陰が少ないため、必ず十分な水を用意し、日焼け止めも忘れないようにしましょう。

島で最も眺めの良い場所は、カルデル・デ・ラ・モンタナという海抜127mの地点です。または、北東部の丘に位置するプンタ・マルティーニョ灯台もおすすめです。1865年に造られたこの灯台はカナリア諸島最古の部類に入ります。

島を散策した後は、プラヤ・デ・ラ・コンチャへ行きましょう。この静かな砂浜は、青い海と落ち着いた雰囲気が魅力です。ハイキングの後、ゆっくりと過ごすのに最適です。

フエルテベントゥーラ島の2km沖に位置するロボス島は、フェリーで簡単に訪れることができます。コラレホからロボス島南部を結ぶこのフェリーは毎日運航があり、およそ15分で島に到着します。

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ロボス島のルートと港