リーパリ島⇒メッシーナ線はエオリア諸島とシチリア島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはLiberty Lines Fast Ferriesのみです。
こちらは週35便まで、約1時間45分の所要時間の所要時間で運航されています。
リーパリ島⇒メッシーナ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様1人がお支払いされた平均の片道料金を表しています。
リーパリ島(Lipari)は、シチリア島の北沖に浮かぶ、イタリア領エオリア諸島の島です。この島はヴェスヴィオ山とエトナ山の間、シチリア島から約30kmの地点に位置しています。この小さな島の総面積は約40km²で、島内にはピアノコンテ、クアトロパーニ、アクアカルダ、カネットという4つの集落があります。中心地リーパリは、優雅な別荘や可愛らしい家々、花々で彩られた路地などが美しい誰もが憧れるリゾート地で、毎年多くの人々を引きつけています。また、島の明るくフレンドリーな住民は、旅行者を温かく歓迎しています。島内には多くの土産物店があり、地元の美味しい郷土料理や飲み物を提供するレストランやカフェも充実しています。この島は、古代ギリシャ人によって築かれた植民都市であったため、古代ギリシャの墓所が遺跡として残っています。また、最も有名な観光名所はリーパリ城です。
リーパリ島は、エオリア諸島の交通拠点で、シチリア島から出発するフェリーは全てこの島へ到着します。また、この島からは多数の小型船や水中翼船が他の島へ向けて運航されています。
メッシーナ(Messina)は「シチリア島の入口」と呼ばれるイタリアの都市で、シチリア島の北東部にあるメッシーナ湾に面しています。町の成長と発展に大きく関わり、周辺地域を含め観光産業にも貢献するメッシーナの港は、商船および軍用造船所の拠点でもあります。1548年以来、町にはカトリック教会の大司教座が置かれています。また同年、修道士イグナチオ・デ・ロヨラによりメッシーナ大学が設立されています。市内で人気の観光名所は12世紀に造られた大聖堂です。こちらは13世紀にドイツやシチリア島を支配した神聖ローマ皇帝コンラート4世の埋葬地としても知られています。この教会は1908年の地震で全体的に壊滅し、1919年から1920年にかけ再建されました。また、1943年の空爆で再度被災し、再度修復されました。
メッシーナは、カラブリア州にある二つの町(ヴィッラ・サン・ジョヴァンニとレッジョ・カラブリア)とフェリーで結ばれています。また、ナポリの南に位置するサレルノへも長時間のフェリーで訪れることができます。