リノーザ島⇒ポルト・エンペードクレ線

リノーザ島⇒ポルト・エンペードクレ線は、現在2社の船会社が運航しているペラージェ諸島とシチリア島を結ぶフェリーです。Liberty Lines Fast Ferriesのフェリーは最多で週5便、約3時間で運航されています。一方Siremarは最多で週6便、最短ルートでは7時間でフェリーを運航しています。

リノーザ島⇒ポルト・エンペードクレ線は、合計で週11便がペラージェ諸島とシチリア島の間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。

リノーザ島⇒ポルト・エンペードクレのフェリー会社

リノーザ島⇒ポルト・エンペードクレ線の平均運賃

この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。リノーザ島⇒ポルト・エンペードクレ線では車と乗船者1名が一番多く予約されています。

リノーザ島とは

リノーザ島(Linosa)は地中海に浮かぶペラージェ諸島の島です。総面積5.5km²の小さなこの島には、195mのヴルカーノ山をはじめとした、火山の噴火口(クレーター)がいくつも存在します。リノーザ島は、シチリア島の南沖163km、パンテレリア島の南東沖120km、マルタ・ゴゾ島の西沖120km、チュニジア・マーディアの東沖165kmの地点に位置しています。また、リノーザ島に最も近いのは、43km南方に位置するランペドゥーザ島です。

島の南部に位置するリノーザ島の港では、パステルカラーの明るい装飾が施された平屋の小さな家が並んでいます。この珍しい建築は、イタリアとアフリカ二つの影響を受けたものです。また、リノーザ島はスキューバダイバーの間で人気の旅行先です。沿岸部からほど遠くない沖には水深が最高300mの地点があり、いくつものダイビングスポットが存在します。

リノーザ島は、小型フェリーでのみ訪れることが可能です。このフェリーは、シチリア島南部のポルト・エンペードクレおよびランペドゥーザ島から乗船できます。

ポルト・エンペードクレとは

ポルト・エンペードクレ(Porto Empedocle)はシチリア島南西部の港町です。人気の観光名所は、15世紀築の巨大な塔です。この建物は、神聖ローマ皇帝カール5世が町の穀物を保護する目的で建設を命じました。その後、塔は刑務所へ改修され、現在は人気のカルチャーセンターとなっています。町の歴史地区は細く入り組んだ路地や大聖堂があり、観光に最適です。また、この町の周辺地区にある神殿の谷は一見の価値があります。町の経済は主に漁業、鉄鋼業、医薬品産業、塩事業が支えています。

ポルト・エンペードクレからほど近いアグリジェントは、古代遺跡の残る著名な観光地です。この地域ではミノア文明の時代から1970年代まで、硫黄や炭酸カリウムの採掘が行われており、ポルト・エンペードクレから世界中に輸出されていました。

この港からは、フェリーでランペドゥーザ島やリノーザ島を訪れることができます。