ラブリオ⇒シロス島線

ラブリオ⇒シロス島線は、現在2社の船会社が運航しているアテネとキクラデス諸島を結ぶフェリーです。SeaJetsのフェリーは最多で週2便、約3時間20分で運航されています。一方Blue Star Ferriesは最多で週2便、最短ルートでは5時間10分でフェリーを運航しています。

ラブリオ⇒シロス島線は、合計で週4便がアテネとキクラデス諸島の間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。

ラブリオ⇒シロス島のフェリー会社

ラブリオ⇒シロス島線の平均運賃

この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。ラブリオ⇒シロス島線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。

ラブリオとは

ラブリオ(Lavrio)、別名ラウリウムはギリシャのアッティカ地方南東部に位置する港町です。首都アテネの南東約160kmの地点、スニオン岬の北に位置するこの町は、銀の採掘において長い歴史があり、地域の主な収入源として重要視された時代もありました。アテネの郊外にある町の港は、ピレウス港よりも重要度は低いものの、未だに多くの船舶を受け入れています。また、この港の周辺にはラブリオの住宅街が碁盤の目状に広がっています。さらに、現在ラブリオはアテネ国際空港や有料道路と接続されており、近隣のスニオン岬やケラティアの町へも簡単に移動することができます。

ラブリオの港は様々なフェリー、ヨット、漁船、小型商船が使用しています。キクラデス諸島や東エーゲ海の島々へ向かう場合は、ラブリオが他のどの港よりも近いため、短時間の航海で目的地へ到着できます。この港はケア島、キトノス島、シロス島、ミコノス島、パロス島、ナクソス島、イオス島、シキノス島、フォレガンドロス島、キモロス島、ミロス島、アモルゴス島、ティロス島、アンドロス島とフェリーで結ばれています。

シロス島とは

シロス島(Syros)はギリシャ領キクラデス諸島の島です。この島は典型的なキクラデス様式ではなく、中世を想わせる建築物が多く存在するユニークなリゾート地です。島の中心地であるエルムポリでは、ベネチア様式の歴史ある美しい邸宅を見学することができます。町のヴァポリア地区は美しい教会や、広場にある市庁舎やアポロ劇場をはじめとした新古典主義の建築物も見逃せません。また、青く澄んだ海や美しいビーチはシロス島を代表する魅力の一つです。

シロス島は紀元前3000年頃から続く長い歴史を誇ります。この時期から島のハランドリアニやカストリ周辺には居住者が存在した形跡が見つかっています。島ではなんらかの鍛冶場が存在したことを示す遺物が見つかっており、おそらくアナトリア半島と貿易があったと考えられています。また、紀元前6世紀にはサモス島の人々がこの島へ大量に移住しました。ペレキュデースはこの時期にシロス島に生まれた哲学者で、後にサモス島へ渡り、ピタゴラスの教師となりました。